牡蠣の朋

伊勢神宮・外宮の傍に宿をとりましたので、御食津神(みけつかみ)のお膝元でウマ飯は何かないものかと探し歩いておりましたら、 ピ~ンと来ちゃいましたね、こちらのお店。 「牡蠣の朋」さんです☆ メニューはこちら。ほうほう。 蒸…

阿射加神社:斎王 29

サルタ彦が阿邪訶(あざか)の地にいた時、漁をしていると、比良夫貝(ひらふがい)に手を挟まれ、海に引き摺り込まれて溺れ死んだ。 それで、サルタ彦が海に沈んでいる時の名を「底度久御魂」(そこどくみたま)、吐いた息の泡がブクブ…

皇女の森:斎王 28

三重県伊勢市の五十鈴川駅近くに、「皇女の森」(こうじょのもり・こじょもり)と呼ばれる場所があります。 田んぼの中に、ぽつ~んとある森。 ここは、大和姫が巡行されていた折、猿田彦命がやって来て、大神を祀るのに良い場所がある…

朝熊神社・朝熊御前神社・鏡宮神社:斎王 27

伊勢神宮内宮の境内を流れる五十鈴川、その下流域と朝熊川の合流点にひっそりと、とても重要な神社がありました。 こんもりとした丘の上、 敬虔な鎮守の杜に佇む神社は 「朝熊神社」(あさくまじんじゃ)と「朝熊御前神社」(あさくま…

阿児町の夫婦石:斎王 26

昔、この辺りの浜は狭くて浅く、ずいぶん奥まで続いていた。里人はこの浜をもう少し深くしようとしたが、そこには大きな石と小さな石が並び立っていた。それを取り除こうとすると大きな石がたおれた。この石を深いところに運ぼうとしたと…

伊射波神社:斎王 25

「幡萩穂(はたすすきほ)に出る吾は、尾田の吾田節(あかたふし)の淡郡(あわのこおり)にいる神である」 三重県鳥羽市安楽島町(あらしまちょう)の加布良古崎に鎮座の「伊射波神社」(いざわじんじゃ)を訪ねます。 専用の駐車場に…

伊雑宮事件:斎王 番外

天照大神の遙宮(とおのみや)、「伊雜宮」(いざわのみや)を再訪しました。 「伊雜宮」と書くのが正式ですが、常用漢字体の「雑」で、一般的には表記されます。 また、「いぞうぐう」とも呼ばれるほか、「磯部の宮」・「磯部の大神宮…

神宮の和妙と荒妙:斎王24

初夏の爽やかな風が吹く美し国、伊勢。 赤福さんでは夏の涼味「赤福氷」の札が並べられていました。 赤福氷は昭和36年、二見浦で海水浴のお客様にと考案したのが始まりで、以後改良を加え現在のものとなりました。 餡とお餅は赤福そ…

天の岩戸(恵利原の水穴):斎王23

なんと伊勢にも天の岩戸があった! てなことでさっそく行ってみましょう。 伊勢の天の岩戸は、内宮から別宮・伊雑宮(いぞうぐう)へ向かう山道の途上にあります。 当地の存在は、かなり以前から知っていましたが、立ち寄るのが面倒で…

松坂牛 肉処 力也

夕暮れの二見興玉神社を訪ねてみましたが、 今宵の海は荒れております。 この浜は、内宮から流れてくる五十鈴川が二手に分かれて挟むように注いでいることから、「二水」(ふたみ)と呼ばれましたが、それがいつしか大和姫様がその美し…

松下社:斎王22

三重県伊勢市二見町松下にある「松下社」(まつしたやしろ)を参拝しました。 こちらの参道にも山の神。伊勢・志摩地方では、山の神は祓戸的な立ち位置なのでしょうか。 境内で一際目を引くのは樹齢2000年の大楠. 上部が裂け、 …