
僕がロッカーだった頃、

愛用していたギターはIbanez(アイバニーズ)のArtistモデルだった。

結局のところ、モテたいって動機で始めたギターでだったので、大して上手くなることもなかったんだけどね。

それでも大切に愛おしく触っていたギターがこいつ。

高校生だった頃、通学途中の楽器店に飾られたこのギターに一目惚れして、とにかくお金を貯めて買ったのを覚えてる。
札束握りしめて、チャリンコ走らせて買いに行ったよね。

Ibanezは、日本の「星野楽器」が所有するギター、ベースのブランドで、和製ギターの先駆け的なメーカーだという。
Artistシリーズは、ギブソンやフェンダーなどのコピーモデルの販売を放棄した星野楽器が、1974年から制作したオリジナルデザインのギターとなる。

当時、ギブソン・フェンダー至上主義の友人らからは、高校生が手にするには高価なこの和製ギターを購入した僕を、変人を見るような目で眺めていたが、もっとも僕は他人と同じであることを忌避する性格であったので、むしろ”したり顔”でいたものだ。

この頃、僕の好きなバンドといえば、ルースターズ(大江慎也ver.)やアンジー、それにサンハウスといった『めんたいロック』と呼ばれた時代のバンドだった。
みんなカッコ良かったよね。

この黒いケースの中には、

エフェクターと呼ばれる、ギターの音質に変化を与える機械がぎっしり。
このケースもあって良かった。

なんてったって、35年くらい箪笥の奥にしまい込んでいたわけだから、まだあるのかどうかも怪しかったけど、どれも動作に問題もなく、そしてわりと綺麗に保管してた。
僕がとても大切にしていたのが分かるよね。

モテ動機で始めたギターだったけれど、これはまあいわば、僕の甘酸っぱい青春時代のシンボルでもあるわけで。
そんなギターをなぜ今こうして出してきたかと言うと、小さい頃から知っている僕のお客さんがこの春から高校生になって、”ギターをやりたいんです”ってカットしてるときに話してくれたわけ。
まあ今は、色々とある世の中だから、少し考えて「じゃあ僕のギター、たぶん探したら家にあるとおもうから、君に譲ろうか」って話したら、その娘はとても驚いて、嬉しそうに笑ってくれたんだよね。

そんなわけで今日、僕の青春だった愛しのギターを、女子高生になる君に譲ることにした。
ギターはまだほとんど触ったことがないっていう女の子だけど、きっと素敵でかっこいいギタリストになれるよって、言葉と共に。

narisawa110
昔は流行ると必ずブレーキもかかるもので
長野県の田舎でもエレキ持ったら不良の始まりとか、昭和的なのがありましたね。
なんでクラシックギターなら良くてエレキはあかんかったのかww
ハートをギザギザにして子守歌を歌い出すからですかね🤔
五条さんカッコ良すぎます!
惚れてもいいですか🤣
あの頃は青春でしたな👴
ロッカー桐彦! 基本変わってないと思うんですよ😝 自分も17-18歳で好きだった価値観とかそのまんま。
ギターが彼女に馴染んで「私のギター!!」になると良いな、って切に思います。
姉妹ともども音楽一家、ピアノもフルートも奏者の魂が入ると「その人だけのもの」になるのは身に沁みています。
変わらず、男なんて基本子供のまんまですからねー😄
僕のギターを踏み台にして、次は自分の欲しいギターを手に入れてもらったら良いと思っていますが、彼女に馴染んでくれたら嬉しいですね😊
🐥鋭くとんがったクールなロッカー五条桐彦(イメージ)…ああ、若いってええですなぁ🐣
若気の至りですな🐰