
鹿児島大隅半島にある「雄川の滝」(おがわのたき)が絶景スポットだというので、行ってみました。

雄川の滝は、鹿児島県肝属郡南大隅町根占川北にあります。
ウネウネと山道に車を走らせた先の駐車場に車を止め、管理費(利用者負担金)をお支払いしてゲートを進みます。

そこから1.2kmの歩道を歩いていくわけですが、その道も南国感があってとても良い。

滝を取り巻く地形は、シラス台地をえぐるように、川の水が浸食して形成されたものだそうです。

雄川の滝は平成25年(2013年)の鹿児島銀行のカレンダーに採用され、平成30年(2018年)放送の大河ドラマ『西郷どん』のオープニング映像に使用されました。

以来、観光地として注目を浴び、平成30年8月10日、雄川の滝とその下流の渓谷などの地域の計95haが霧島錦江湾国立公園に編入されました。

にしても、なかなか着かない。

遊歩道は、川沿いに軽いアップダウンを繰り返し続いています。
時折、水面ギリギリまで下りることも。

そしてようやく

雄川の滝の滝壺へと辿り着きました。

幅60m、落差46mの名瀑布。

江戸時代後期編纂の『三国名勝図会』でも「小川瀑布」として紹介されていますが、やや見た目の印象が違う様子です。

これは大正9年(1920年)に建設された雄川水力発電所のダムの影響で水量が減っているためでした。
それでもこの時は、更新工事(2028年10月まで)によって滝の流量が増加しているのだそうです。

雄川の滝は、滝壺の水面がエメラルドグリーン色をしているとのことでバズっていたはずですが、来てみると影になりやすい立地で、期待したイメージと違っていました。
改めてSNSなどに投稿されている写真を見ても、多くのものが加工されているようです。
本当に美しいエメラルドグリーンを見られるのは、晴れの日の限られた時間だけ、ということでしょう。
それでもまるで龍の鱗のような柱状節理の岩肌のあちらこちらから、伏流水が流れ出ている姿は圧巻でした。

それともうひとつ。
雄川の滝壺に向かう途中に見つけた小さな小道、

特別な案内もない小道ですが、その先には

もう一つの秘境が広がっていたのでした。

ここは龍神の棲まう地、なのかもね。
