恋する登山

「山が女性だとしたら、それはとんだ悪女だ。誰にでも登らせておきながら、僕にはいつも辛く当たる。それでいて頂では素敵に微笑むものだから、楽しかった思い出だけが残るのだ。登山は恋愛に似ている。苦しい思いをすると分かっていなが…

別宮大山祇神社:白姫 06

愛媛県今治市に鎮座の「別宮大山祇神社」(べっくおおやまづみじんじゃ)を訪ねました。 当社はその名の通り、伊予国一宮の大山祇神社の別宮とされます。 別宮大山祇神社のすぐ隣には別宮山南光坊(べっくさんなんこうぼう)というお寺…

スクナヒコタソ

なんだか最近、温泉地で萌えっ子よく見かけるなーと思っていたら、 お前の仕業かいっ! なにこれ、なにこれ、少名彦タソなんでオニャノコになってんの?あ、でもスクナヒコだから事代主ってわけではないよね、だけどスクナヒコナじゃな…

台風14号による高千穂の現状

なんてこったい! あの美しい渓谷が この有り様です。 しかし被害を受けてなお、神々しいと感じるのは不謹慎だろうか。 写真はこちらからお借りしました。 一日も早い復旧を願っております。とりあえずどれか寄付しようと思うけど、…

伊佐爾波神社:白姫 05

愛媛県松山市の温泉郷「道後温泉」(どうごおんせん)。 その道後山山腹に鎮座する「伊佐爾波神社」(いさにわじんじゃ)を改めて参拝いたしました。 ずっしりとした石の階段。 この伊佐爾波神社の階段でひと汗かき、そして道後の湯に…

一之宮神社

日尾八幡神社で知ってしまった、伊予比売の2度の悲劇。 彼女は当初、夫と共に久米郡神戸郷古矢野神山に祀られていたそうです。その場所は現在の松山市小野町にあたるそうで、そこには一之宮神社がありました。 そこから水に流され、平…

日尾八幡神社:白姫 番外

伊豫豆比古命神社を訪ねてみて、愛比売のことはなんとなく分かりました。 がそれは僕が違和感を感じていた常世織姫事件の真相には応えていません。 すると写真を撮っている僕に話しかけてくる地元の方がいらっしゃいました。 「神社が…

伊豫豆比古命神社:白姫 04

愛媛県松山市居相町に鎮座の伊豫豆比古命神社を訪ねてきましたが、その前に東に1kmほど離れた場所にある「大山祇神社」を参拝しました。 境内入口に大きな伊豫豆比古命神社の幟が立っていますので、境外摂社のようなものでしょうか。…

多伎神社:白姫 03

「竹取物語を知っているか、与四郎」 夕餉のさ中、朝日丸が私に聞いてきた。 「たけとりの翁、竹を取るに、この子を見つけて後に竹取るに、節をへだてて、よごとに、黄金ある竹を見つくることかさなりぬ」  私が幼い時、母がよく話し…

大根地神社 後編:白姫 02

「朝日丸、客じゃ」 「なんだお前は、また濡れたままではないか」  山頂の御堂に入ると、朝日丸と呼ばれた妙齢の女性が神棚の前で趺坐していた。 「叛相か…」  朝日丸は朝近の濡れた髪を手ぬぐいでわしわしと拭きながら、私を一瞥…

大根地神社 前編:白姫 01

 ざりっ、ざりっ  草を踏む足底に小石が擦れる音がする。かなり登ってきたはずだが山頂はまだ見えない。迷ってしまったか。 「ふう」  岩に腰掛け、竹筒を取り出す。栓を抜き口元に近づけるが水は出てこない。分かっていたことだが…