
今回の”なりたび”で奈良井宿方面から松本空港に向かう途中、最後に面白い場所があるというので、narisawaさんに連れて行ってもらいました。

場所は長野県塩尻市贄川の、奈良井川を渡った先にありました。

nariさんはずいずい、山の中へと入っていきます。

nariさんのおすすめスポット、”なりスポ”はたいてい山の中なので、覚悟しなければなりません。

こんな案内板も何もないところに、一体何があるんだ、と思っていたら、

あったよね。

山の中に、鳥居なのに大日如来、とても不思議です。

まあ、神仏習合時代の修行場だった感じですよね。

しかし道はまだ先があって、大きな二つの岩が門のように立ちはだかっていました。

「オマエガ勇者(≒変態)キリヒコ・・・カ」

「コノ先ニ行キタクバ、ワレヲ倒シテ行ケ」

そこから見上げた先にも鳥居があって、

迂回しつつよじ登っていくわけです。

これは、落ちたら死ぬな。

鳥居きたー!

と思ったら、道はまだ続く。

この辺の岩もすごい。
後から思ったのだけど、この辺りから目的地まで、岩がトグロを巻いているように見えたのは僕だけでしょうか。

今はとにかく、生き残ることに意識を集中させます。

ヒィ~っ。。

時折僕は、ゴールデンボールを”ひゅん”とさせながら、なんとかトグロの頂へと辿り着いたのでした。

登ったどー!

いやぁ、コリャすごいね。

頂部の壁面には、所狭しとさまざまな仏名が彫られた石が置かれています。

あんな上の方にまで、あるよ。
かなり負けず嫌いの修験者がいたものです。

わずかに見つけた当地の情報によると、ここは昔は御嶽行者の霊場だったようで、江戸天保年間に観音寺僧侶が大日如来を祀ったことから大日様と呼ばれるようになった、とのことです。

奥にも御堂らしきものがあります。

弘法大師を祀る大師堂でしょうか。

そして大日如来の御堂の裏に突き出た岩。
これがトグロの頭になります。その姿は龍か蛇か。

こんな場所があることにもおったまげますが、これを見つけてしまうnarisawaさんにもおったまげです。

いや今回の旅も、御頭祭はじめ、充実の信州3日間でした。

HPも残りくすなくなり、さて、家に帰るまでが遠足です。
登山は登りよりも、降りの方が危険なのです。



松本空港近くまで来ました。
いよいよnari氏ともお別れですが、その前になんか花の綺麗な公園に立ち寄ってくれました。nari氏も何気にロマンチスト。
花も綺麗ですが、信州の山々も美しい。

確かに名残惜しさはありますが、僕らはさらりと別れ、それぞれの日常へと戻っていきます。

「だって、また会った時に恥ずかしいからね」

そう思ってはいたのですが、この後本当にすぐ、驚くタイミング、驚く場所で、narisawa氏とは再開するのでした。
もはやこれは、”くされ縁”なのかもしれません。
