
山口県美祢市秋芳町秋吉にあるという、「秋芳稲荷宮」(しゅうほういなりぐう)に参拝してきました。

境内の入口は、「赤間関街道」(あかまがせきかいどう)と呼ばれる、江戸時代に長州藩の本拠地である萩と、交通の要衝である赤間関(現・下関市)を結んでいた街道沿いにあります。

吉田松陰も通ったという赤間関街道ですが、彼も当神社に立ち寄り、旅の安全を祈願したのかもしれません。

そんな秋芳稲荷宮ですが、実は近年、SNS等で注目を浴びているようです。
見てみると、この苔の生えた石段と赤い鳥居が、動画や写真でバズっているようでした。

SNSで見るものは色彩加工されたもののようでしたが、実際に訪れてみても古社の雰囲気があり、妖艶な空気と清々しさが織り混ざった、不思議な氣配に満ちています。
朽ちかけた赤い鳥居が、また良い感じを醸していました。

参道脇に置かれた小社などは、まさにジブリ感あります。

山口のお稲荷さんといえば、長門市の海岸にある「元乃隅神社」(もとのすみじんじゃ)がSNSでバズって有名になりましたが、秋芳稲荷宮にもそんな可能性があるかもしれません。
とはいっても、当神社に観光バスは厳しそうですが。

ちなみに、元乃隅神社は本来「元乃隅稲成神社」(もとのすみのえいなりじんじゃ)と称していましたが、2019年1月1日より、外国人観光客にも親しみやすく覚えやすいようにという理由から社名が変更されたのだそうです。
「稲成」という言葉はまさに言霊を象徴する、とても重要な文字である気がするのですが、バズりを優先するがあまり、誠に残念なことです。

さて、秋芳稲荷宮の創建は不詳なようで、その他の由緒も情報は見つかりませんでした。
ただ秋芳稲荷宮では、白狐の伝承があるのだとか。なにっ!

しかし調べてみても、伝承の内容も特に記されておらず、分かりません。
どんな伝承なんだろう、気になる~。宮司さんに尋ねなかったのが、悔やまれる。

実は秋芳稲荷宮は、Mちゃんのご親戚が宮司をされている神社で、そのご縁で今回参拝したという経緯があります。

この日も御朱印を書いてもらう時に、宮司さんにMちゃんの友人であることをお伝えし、五条桐彦と名乗ると「そのお名前、聞いております」と、あたたかくご対応いただきました。

宮司さんは朗らかで、お人柄の良さが滲み出ているような方でした。
SNSでも、宮司さんへの高評価のコメントをよく目にします。

宮司さんは季節ごとの御朱印も、手書きで用意されていて、こちらもSNSで大変人気でした。
白狐さん、可愛い。

まあ、車で2時間ほどで行けますし、また訪ねてみますか。
僕は稲荷萌えなので、ね。


