豊玉毘賣神社:常世ニ降ル花 豊受繊月篇 01

阿波国に豊玉毘賣神社があるというので行ってみました。 近くに「錦竜水」(きんりゅうすい)という湧き水がありました。 古より愛された名水とのことです。 さて、豊玉毘賣神社を参拝するには、徳島市眉山町に鎮座の「春日神社」を訪…

お松権現社

時は天和、貞享年間(1682~1686) 阿波国那賀郡加茂村は不作続きの年をむかえ、この村の庄屋・惣兵衛は村の窮状を救うため、私有の田地五反を担保に、近在の富豪・野上三左衛門よりお金を借り受けていた。 返済期限も近づき、…

徳島飯

エライヤッチ エライヤッチャ ヨイヨイヨイヨイ ヤットサー! ア、ヤットヤット! 踊る阿呆にみる阿呆 同じ阿呆なら踊らにゃ損々 徳島飯、魚が喰いたきゃ「びんび家」行かなソレソレー ということで徳島県鳴門市北灘町に鎮座の「…

金長神社・金長大明神:たぬカタリ case of 金長

むか~し、むかしのぽんぽこぽん。 あわの国の小松島の、日開野(ひがいの)に、大和屋ちゅう染め物があったんや。 大和屋の茂右衛門(もえもん)が町の外れを歩きよると、大きな木の周りに人だかりができとるやないか。 「なにごとじ…

船盡比賣神社

「船盡比賣神社」(ふなはてひめじんじゃ)という、少しミステリアスな神社が徳島市入田町にあります。 長閑な田舎道脇にある、素朴な神社なのですが、 この謎の物体、これは三つ足の鳥居の原型だとされており、中の石は天照大神と素戔…

剣山 秋:後編

ヒャッホー、剣山からの絶景はサイコーだぜーっ! 真っ白。。。 こちらが前回の景色。 失われた体と心のHPを回復すべく、ヒュッテに滑り込みます。 ほおお~山小屋メシといえばカレーが定番。 冷えたバディとメンタルに、カレーが…

剣山 秋:前編

ドナ ドナ ドナ ドナ 桐彦を乗せて ドナ ドナ ドナ ドナ リフトがゆれる~♪ フッ、また来ちまったぜ。 というわけで、徳島県三好市東祖谷にある「剣山」(つるぎさん)再登拝です。 しかし今回はこちら、渾身の『行者コース…

山崎忌部神社:八雲ニ散ル花 忌部番外篇 11

徳島県吉野川市山川町忌部山に鎮座の「山﨑忌部神社」(正式名称は忌部神社)は、明治以前は「天日鷲神社」と称せられていましたが、忌部本社に名乗りを上げた神社のひとつです。 『延喜式神名帳』の「忌部神社」の注記に「或号麻殖神。…

種穂忌部神社:八雲ニ散ル花 忌部番外篇 10

罪の償いのため財を没収させられ、髭と手足の爪を切られたスサノヲは、かようにして高天原から逐(お)われて下界へ降った。 そこでスサノヲは、食物を大氣津比賣(おほげつひめ)の神に求めた。大氣津比賣は鼻や口また尻から、種種(く…

栗枝渡八幡神社

深い深い渓谷を抱く祖谷郷。 そのような秘境に、あえて住み続けた人たちがいます。険しいV字の谷の、山の斜面を切り開き、石垣を積んでわずかな平地として家や畑を築く人たち。 奥祖谷と呼ばれる落合集落もまた、そのようにして作られ…

祖谷のかずら橋

日本三奇橋のひとつ、三好市西祖谷山村にある「祖谷のかずら橋」を訪ねてきました。 日本三大秘境の祖谷郷において、その昔は断崖を通らなければ辿り着けなかった「かずら橋」は、秘境中の秘境だったと言えます。 が、整備され、大型バ…