鹿々本神社:常世ニ降ル花 神門如月篇 10

「もみち葉の 散らふ山辺ゆ 漕ぐ船の にほひにめでて 出でて来にけり」 (もみじ葉の散り降る山裾を、漕ぎ来る船の色鮮やかさに惹かれて、来てしまいました)-3704 「竹敷の 玉藻なびかし 漕ぎ出なむ 君がみ船を いつとか…

池神社(本主神社):常世ニ降ル花 神門如月篇 07

対馬1番の繁華街、厳原(いずはら)の細い路地にある「池神社」(本主神社)に立ち寄りました。 以前、𝕣𝕦𝕔𝕙𝕠𝕝𝕝𝕖𝕣𝕚𝕖さんのこんな記事を見て、ずっと気になっていた神社です。 祭神の「建彌己己命」(たけみここのみこと)は…

畝傍山:常世ニ降ル花 神門如月篇 06

「思ひあまり いたもすべなみ 玉たすき 畝傍の山に 我れ標(しめ)結ひつ」 (恋しくとも、なすすべもないので、あなたを思わせる畝傍の山に、私だけのものだとしるしを結うのです) - 『万葉集』1335 詠み人知らず 奈良の…

長滝九頭神社:常世ニ降ル花 神門如月篇 05

なんと素朴で素敵な集落だろうか。 天理市にある長滝町集落は、人口50人ほどの山村だそうですが、どこか郷愁を誘う心地よさがあります。 正月はこんな郷で、ゆっくり時を過ごしたい。 その長滝集落の鎮守が「九頭神社」(くずじんじ…

姫路神社:常世ニ降ル花 神門如月篇 03

オミヅヌは、神門家に養子に迎えられた人であったと伝えられている。 鳥取県の姫路神社(鳥取市気高町八束水)が、かれの生家であったという。 この神社は、かれの母君の閇知泥姫と関係があると言われる。 オミヅヌの后は、フテミミ(…

法吉神社:常世ニ降ル花 刺国朧月篇 07

「忘れられない味」と謳われる大根島の老舗、うなぎ処「山美世」(やまみせ)へ、来ちゃったんだゼ。 山美世さんはベタ踏み橋のたもとにある大正3年創業のうなぎ料理専門店で、当初は「山美世旅館」として創業し、当時陸続きではなかっ…

三島鴨神社:常世ニ降ル花 阿波朔篇 12

兵庫県尼崎市にある「大物主神社」(おおものぬしじんじゃ)を参拝してきました。 当地はかつて大物村(だいもつむら)と呼ばれており、当社のことを地元民は「ダイモツジンジャ」と読んでいるらしいです。 僕が大物主神社を訪ねるきっ…