国造神社:常世ニ降ル花 アララギ遺文篇 14

阿蘇神社の北にある「国造神社」(こくぞうじんじゃ)を訪ねます。 境内の手前には、少し小さめの古墳が二つあります。 「下御倉古墳」(しものおくらこふん)は「速瓶玉命」(はやみかたまのみこと)の妻、「雨宮媛命」(あまみやひめ…

草部吉見神社:常世ニ降ル花 アララギ遺文篇 13

神武が東征を為している頃、日子八井耳は日向高千穂より草部に入り、しばらく川走の窟に住んだ。 そんなある時、近くの池に大蛇が棲み、里人を困らせているという話を聞いた。 日子八井耳は池の水を干し、そこに現れた大蛇に向かって剣…

幣立神社:常世ニ降ル花 アララギ遺文篇 11

熊本県山都村、「九州のおへそ」と言われる場所にある聖地、 「幣立神社」(へいたてじんじゃ)を紹介することを、僕はちょっと躊躇っています。 熊本県上益城郡山都町、山都中島西ICから高千穂に向かう218号線沿いに、その神社は…

阿蘇神社:常世ニ降ル花 アララギ遺文篇 08

2016年4月16日、2回目の熊本大地震によって、阿蘇神社の楼門と拝殿は、崩壊してしまいました。 そこは阿蘇の国造りを行なったとされる「健磐龍命」(たけいわたつのみこと)を祀った、由緒ある古社のひとつです。 参拝者を最初…

天空の道(ラピュタの道)

2016年4月14日に起きた「熊本大震災」は、多くの傷跡を残しました。 人が造ったものは、時間をかければまた造り直すことも可能でしょうが、二度と戻らないものもたくさんあります。 「天空の道」(ラピュタの道)は、残念なこと…