
萩の北部、北長門海岸国定公園の中心に標高112mの小さな火山があります。
陸続きの小さな島のその形が市女笠に似ているため、「笠山」と呼ばれるようになりました。

笠山の北端には「笠山椿群生林」があります。

約10haの広さに約25,000本のヤブツバキが自生しているそうです。

開花期間は12月上旬~3月下旬と長く、例年2月中旬~3月下旬頃に見ごろを迎えます。

群生林の奥に展望台があり、その上からの眺望は素敵です。

群生林を上から眺める俯瞰の風景はとても幻想的でした。



笠山椿群生林から戻ってくるところに、「明神池」があります。

明神池は、笠山の溶岩と潮流の作用で海が埋め残したかん水湖になります。
池にはマダイ・クロダイ・ボラなど、約20種類の海水魚が生息しているそうです。

池の麓には「嚴嶋大明神」と扁額が掲げられた神社があります。

その奥には大小無数の風穴があり、真夏でも15℃くらいの冷たい空気が流れ出し、天然のクーラー”と呼ばれています。

さて、この穏やかな池に立ち寄った理由は風穴や神社に来たかったためではありません。

近所の商店で、「魚のエサ」を買い求めましょう。
「魚」のエサです。
実際には食パンの切れ端です。
それを手にちぎって池に投げ入れていると、、

どこからともなく殺気が、、

!

!!

!!!

んギャーってくらいやって来ました!

鳶です。

激しいです!

激しい魚との争奪戦が繰り広げられます。

その中で、エサを持つ僕は、ただあわあわするだけです。

背後を見てみれば、ヒッチコックも真っ青の光景。

他の人が餌やりしている風景を遠目から見て見ると、

やばっ!
量産機に捕食されるエヴァ弐号機さながらの光景です。

萩に来たなら、このエキサイティングなアトラクションを是非ご体験ください!
