
飯塚市のど真ん中にある「熊野宮」です。

祭神は伊奘諾神、伊奘冉神。

神武天皇東征の途中、急に雷雨がおこり天地が鳴り響きました。
そのとき巨岩が疾風の如く飛んで来て、この山頂に落下したそうです。

そこに手力男神が現れて天皇に「ここに住み不思議な術を持つ熊にも蜘蛛にも似たような悪鬼が、天皇を惑わすので巨岩をもって誅した」と言ったそうです。

これが多分その岩でしょう。

本殿の裏に道があったので歩いてみました。

小さな祠があり、その先は私有地のようでした。

薄花弁 散り咲き揺れる 陽だまりの 傾く影に 偲ふこころは - chi.