
九州の嵐山「十可苑」(じっかえん)へ出かけてみました。

佐賀の奥座敷とも称される十可苑は、1万5,000坪の敷地を持つ日本情緒あふれる庭園です。

佐賀藩の藩主鍋島候の別荘「十可亭」とその敷地を使って庭園が造られ、春と秋の2回、一般公開されています。

園内に入ると、滝や川もあります。

山の斜面を活かして立体的に造られた庭園は、まるで深山幽谷の趣です。

当然、結構階段や坂道もあります。

歩きやすい靴で散策されることをお勧めします。

幕末期「肥前の妖怪」と呼ばれた鍋島直正公も特に愛したと云う十可苑、

きつい階段も、のんびり登れば楽しくなって来ます。

川の流れを辿って登った先には、

「孫の滝」があります。

この滝の水は金立山から流れているようで、鍋島家の姫君がお茶を点てたと伝えられます。

苔むした岩を登り切れば、

佐賀の遠景が見れました。

西の方へ向かってみます。

紅葉に彩られた道が美しいです。

そこにはなぜか、アームストロング砲がありました。

レプリカのようです。

苑内には美術館もあります。

期間限定ではありますが、休日が合うなら、のんびり散策してみるのも良いところです。
