あそこの磐座:八雲ニ散ル花 03.5

投稿日:

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「あの裏にも磐座ありますよね」
「えっ?ほんと?」

ビーチコ天女のmomojiさんとの会話の一節。

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来たで。

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ここは、とてもとても、大切な神社。
こうした貴重な神跡が、今なお残り続けているのは、誰のおかげなのだろうか。
散家の人たちのおかげでしょうか。
もちろん、今も祭祀を見守りつつ、聖地を清浄に保ってくれている氏子さんや管理者の方にも、尊くも感謝申し上げます。

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ところで、裏にねぇ。。

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あるよ、磐座が!

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そしてこの辺は、岩陰祭祀っぽいんじゃぁ。

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裏に回ってみれば、なんだか綺麗に削られたような御岩様のお姿が。
でもねえ、僕はここの前回の記事で、書いているんだよね。磐座がありましたって、ちゃんと。
前回参拝した時も、ちゃんと発見していたわけ、この磐座を。

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もうね、こんな感じなんですよ僕は。『偲フ花』のデータベースは、とっくに僕の脳の容量を超えていましてね、調べ物を検索していると、『偲フ花』が引っ掛かることもあるんですよ、わりと。前に自分で調べていたデータに、また教えられると。
そのうちもっとボケ始めたら、『偲フ花』のデータを入力したチップを、脳に移植するしかあるまいて。

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ただ、前回はスルーしていたこの事実。
めっちゃ杯状穴あるやん。
それに何だろう、この先刻。

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杯状穴は、母なる岩に、木の棒なんかで擦って穴を開ける(突っ込む)、サイノカミの祭りごとだと思います。
先刻は太陽とかの軌道なのかな。
出雲族も、ほんと奥が深いですね。まだまだ分からないことだらけです。

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15件のコメント 追加

  1. narisawa110 より:

    藤林先生ですが新しい本出されたのですね

    次はイベントとかあるのでしょうか?
    是非是非行きたいですね

    いいね: 1人

    1. 五条 桐彦 より:

      はい、『出雲散家の芸と大名』ですね。
      イベントは僕も期待したいところですが、斎木先生がご高齢であること、現在の厳しい出版界の状況をふまえると、残念ながら今回は企画されないのではないかと思います。

      ところで、
      ー「阿波一宮大粟神社の祭神は大宜都比売神なんですが宮司は越の阿部氏と同族の阿部氏。
      この大宜都比売神は忌部系図によると天太玉の妹もしくは天日鷲の妹となっております。
      その大宜都比売神の別名が天津羽々神。アマツハバカミ。
      天津羽々斬はスサノオの剣ですね」ー
      これって、narisawaさんが教えてくれたのでしたっけ?

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      1. narisawa110 より:

        早速に新しい本買いました

        ほか、マイナーチェンジする前とした後の本を揃えようと思いまして、まとめてアマゾンで購入

        編集長の御伽噺とモデルは今では入手困難ですね

        忌部関連は、ヤサカトメと天神系譜に関してしか言及しておりませんです〜

        いいね: 1人

        1. 五条 桐彦 より:

          マイナーチェンジ本は、郷戸家(神戸家)などの呼称が変更されています。斎木先生は通説にならって神門臣家としていましたが、正しい表記にすべきとされたようです。
          大元本はいずれ、レア本となるものが多いでしょうから、買えるうちに購入しておく方が良いかもです。
          御伽噺とモデルは僕も入手していないんですよね。。

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  2. narisawa110 より:

    今思うとですね、なぜこのお社が口伝継承の場になったのか不思議ですね

    確か、外から戻ってきたお社でしたよね

    富神社でもなくどうしてここだったのでしょう

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    1. 五条 桐彦 より:

      ここで口伝継承したと言う表記は、謎の出雲帝国だけじゃなかったですっけ。
      大元本でも触れられていましたかね。
      情報過多で、少し混乱しています😅

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      1. narisawa110 より:

        その通りなのです
        冨先生の口伝のなされ方に関しては一切の公開がなされてませんよね

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        1. 五条 桐彦 より:

          そうですね。
          あの場所が、重要な場所だということは間違いのないことでしょうが。

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          1. narisawa110 より:

            しかしながら、山部赤人に関しては伝承を受けたと大元本にはありますので、先代の方針転換に関連してなんらかの引き継ぎはあったと思います
            ロマンが未だ尽きませんね

            いいね: 1人

          2. 五条 桐彦 より:

            真実の歴史を知ることが非常に困難な状況で、数々の扉を開く唯一の鍵が富家伝承ではないかと思います。なので余計な情報を含まない、純度の高い伝承をそのまま残し、その上で別途歴史を検証していくという事が必要ではないかと、僕は考えています。
            偲フ花は僕の考察という余計な情報が入っていますので、純粋な伝承内容とは言えないでしょう。
            純粋な富家伝承は、斎木雲州先生の代表作と、富士林雅樹先生のヤマト政権に集約されていると考えます。
            先代がお亡くなりになる時、先生には真実の歴史を残し、世に伝えるよう御遺言されています。それが全てを物語っているでしょう。
            そこから私財を投げ売って、大元出版を興し、本が売れなくなった苦しい出版界の荒海で今も戦ってある先生のお姿に、僕は敬服するばかりです。

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  3. Nekonekoneko より:

    🐥1枚目の写真の磐座になんか悪霊の顔みたいなのがあるで🐤なんやこの変な岩…

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    1. 五条 桐彦 より:

      シミュラクラ現象ですな😊

      いいね: 1人

      1. Nekonekoneko より:

        🐥シミュラクラとは何ですか?

        いいね: 1人

        1. 五条 桐彦 より:

          点が三つあると、人の顔に見える現象です

          いいね: 1人

          1. Nekonekoneko より:

            🐥点が三つなだけで無く、リアルな化け物相ですがな🐤

            いいね: 1人

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