
壱岐のモンサンミッシェル、「小島神社」を訪ねました。

「小島神社」は普段海に浮かぶ小さな島ですが、大潮の干潮の時だけ参道が現れます。

運良く渡って参拝できると、恋愛成就すると云うことで、壱岐でも人気のスポットです。

月の引力によって参拝が叶うという小島神社は、月読の島にぴったりの聖地。

この辺りの海は、弥生時代には一支国の王都「原の辻」を訪れる古代船が往来した玄関口でした。
古代人も愛した愛らしいこの島は、島内の小枝一本も持ち出してはならないという慣習によって、今も変わらない風景を私たちの目に届けてくれます。

持ち込まず、捨てず、奪わず、生きるために必要な分だけ頂戴する。
それが分からない人たちに、この国の海・島・山を託してはいけないのだと思います。

島を半周したら、天然石の階段を昇ります。

そこには、ささやかな社殿が建っています。

祭神は、「須佐之男命」(すさのおのみこと)と「伊邪那美命」(いざなみのみこと)。

しかしどうでしょうか、やはりここには、月神が鎮座されるのがふさわしいような気もします。

穏やかな海に映る丸い月、そんな景色を思い浮かべるのです。

構造や門外不出のルールなどが宮崎の青島みたいです。アクティブで頭が下がります
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確かに青島っぽさもありますね!
来年いっぱいは、アクティブでいる予定です。
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