「鬼夜」-oniyo- ver.2023 行ってきました、ぴょん。
今年も男衆のアツい情熱と炎、そしてどこか物哀しき新春の物語を堪能させていただきました。
3年ぶりの開催となった今年の鬼夜は週末であったことも重なり、観覧者も一際多い印象です。
僕も仕事が終わって駆けつけました。
鬼夜の内容について、詳しくは令和2年(2020年)の記事をご参照ください。
お父さんに肩車されたお嬢さんの目には、この炎がどのように映っているのか。
さて、会場が熱気に包まれるころ、僕は視線を泳がせます。
う~む、なかなかいない。。
あっ、イターっ!
赫熊っこ‼︎発見‼︎!
彼らは赫熊(しゃぐま)と呼ばれる、藁で編んだ猪のような頭巾をかぶり、木の棒を手にした子供らです。
赫熊はこの鬼夜の真の祭祀である鬼面尊神の禊に同行し、守る役目の子供たちです。
前回も赫熊っこに遭遇しておきながら、写真を撮れていませんでした。今回も会えて嬉しい。
彼らはレアモンスターなので、なかなかお目にかかれません。
それにしてもなんて愛らしい赫熊っこなんでしょう。可愛い♪
可愛い赫熊っこのあとは、生きのいいおっさんで口直し。
鬼夜では、男衆らのぴっちぴちのお尻も見放題です。
猛り狂う大松明、
その炎は浄めの炎。
祭りは絶頂に達し、
終わりの時を迎えます。
3年ぶりの、満を持して行われた鬼夜、今宵は奇しくも満月の夜。
月明かりの下をひっそりと移動する集団の姿を追いかけます。
それは赫熊にかこまれた、全身を蓑藁に包んだ、鬼面尊神。
しかし僕のせいでもあるのかもしれませんが、この鬼面尊神の禊を知る人が増えてきたようです。
思った以上に多くの人が、写真を撮っておられました。
中にはフラッシュを焚く人がいます。
これは鬼夜の神事、閃光はあまりに無粋というものです。
鬼面尊神は穢れを担う神、その姿はあまり鮮明に写し撮られるのを嫌うことでしょう。
やがて彼は本殿の中に帰っていきました。
そしてまた1年間、私たちの願いを聞きつつ、その身に穢れを受けてくださるのです。
初めてコメントします。今年は同日開催だった筑後市の熊野神社の火祭り「鬼の修正会(しゅじょうえ)」に一般応募して松明の担ぎ手として参加しました。 地域の方々だけでは、存続が難しいとの事で、市役所の有志の方だけでなく、観光協会がHP上で、広く参加者募集をされています。
永年続いてきた祭りがこれからも続いて欲しいと切に思います。本年は応募者の年齢上限は無かったそうです。九州外から参加者の方もいらっしゃいました。皆さまも是非。
参加した感想としては、素晴らしい体験が出来ました。初めてサラシと地下足袋を身に纏い、裸で火の粉を浴びるというなかなか経験できない体験が出来ました。 頭上に燃え盛る松明を見上げると、空を紺青に照らす満月、月明かりに照らされた楠木の輪郭が目に写ります。神秘的な光景でした。
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mstkさん、こんにちは♪
こめんとありがとうございます。
大善寺玉垂宮からほど近い熊野神社にも、似たお祭りが伝えられていたのですね。しかも一般参加も可能とは!知りませんでした。とても貴重なご体験をされましたね。
日本各地では祭りどころか、神社そのものの存続が危ぶまれているところがたくさんあるそうです。全てを守り切ることは難しいのかもしれませんが、それでも可能な限り残していきたいですね。
僕は仕事の都合で折り合いをつけることが難しいのですが、また休日が重なる年には是非とも参加させていただきたいです。貴重な情報をありがとうございました。
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炎って、吸い込まれそうな魅力がありますよね。。。
満月にこの炎、、、幻想的な世界です。
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境内には鐘の音と太鼓の音が延々と鳴り響いていて、そこに立っているとより幽玄さを感じることができます。すごいお祭りを残してきたものです。
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すごい!
神秘的ですねぇ!
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はい、見応えのあるすごい祭りです♪
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赫熊っこが歳を経るにつれてぴっちぴちの🍑になってしまう…🐣これは悲劇🦑
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う〜む、さすがはnekoさん、目の付け所がシュ〜ル♪
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