返す浜:常世ニ降ル花 阿波朔篇 07

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神津島の前浜から長浜に至る海岸線は、おもしろい岩が点在しています。
これなんか特に案内はなかったけど、どう見ても女夫岩です。

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「ぶっとおし岩」。

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何かをぶっとおしたんでしょうな。

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穴は二つあって、

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こっちは龍になりそうだなと思いましたが、

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う~ん、アヒル?

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「踊り岩」は、地層がぐるぐる踊っていました。

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さて、レンタルしたスクーターの進路を変えて、天上山の北部の山道を走らせました。
鬱蒼とした山を抜けると眩しい青が。

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「返す浜」です。

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天上山の崖が迫り出しています。

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その下には、小ぶりで美しい浜がありました。

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ブルーアンドブルー。爽快!

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まるでガラスの様な海です。

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しかし波は高いので、遊泳は禁止でしょう。

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なぜはるばる、この海岸まで来たかと言うと、ここも天女さんのお告げで、教えてもらったからです。
「徳島から流した流木が流れ着いた海岸らしいです」と。

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つまり、阿波国から吉野川を下り、紀伊水道を経て黒潮に乗れば、ここに辿り着くのです。
神津島は、房総半島に渡った阿波忌部にとっても、重要な中継点だったと思われます。

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しかしここには宝の島。溢れんばかりに黒曜石が採れた島なのです。

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きっともっと古い時代にも神津島に訪れていた古代阿波人がいたと、想像するのでした。

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