渡良三島で過ごす島時間 長島・大島編

投稿日:

1160777-2024-01-23-08-18.jpg

原島を出港した船は、目の前の「長島」へと向かいます。

1160771-2024-01-23-08-18.jpg

原島の龍の背の先端。

1160775-2024-01-23-08-18.jpg

遠くに、なんとかって島。

1160782-2024-01-23-08-18.jpg

長島と大島は、大きな橋で繋がっています。

1160783-2024-01-23-08-18.jpg

すぐに港が見えて来たよ。

1160793-2024-01-23-08-18.jpg

長島は人口約170人程度の有人島。渡良の三つの島内には、飲食店や商店などはありません。
長島に着くと、ちょうど訪問販売の車が来ていたので、島のマダムたちで賑わっていました。

p1160784-2024-01-23-08-18.jpg

船着場の前には、こんもりとした丘が。

1160785-2024-01-23-08-18.jpg

「長嶋神社」です。

1160786-2024-01-23-08-18.jpg

ここも稲荷かな。

1160787-2024-01-23-08-18.jpg

境内には、少し立派な社殿が建っていました。

1160788-2024-01-23-08-18.jpg

おお、三つ星。

1160790-2024-01-23-08-18.jpg

祭神はよく分かりません。

1160791-2024-01-23-08-18.jpg

c1d-2024-01-23-08-18.jpg

1160795-2024-01-23-08-18.jpg

それでは長島を、あてもなく歩いてみます。

1160796-2024-01-23-08-18.jpg

南の方に、灯台があるらしい。

1160800-2024-01-23-08-18.jpg

爽やかな午後。

1160821-2024-01-23-08-18.jpg

あれが灯台か。

1160801-2024-01-23-08-18.jpg

と、海辺の草っ原に、黒い物体がチラホラと。

1160803-2024-01-23-08-18.jpg

その正体は牛さんです。

1160804-2024-01-23-08-18.jpg

うぬぬ、何やら熱い視線。
・・・、ハッ、ひょっとしてキミたちは、、、

mg_3489-2024-01-23-08-18.jpg

あのヒトたちではないのかい!

1160806-2024-01-23-08-18.jpg

ああ、そうだよね。

1160809-2024-01-23-08-18.jpg

牧歌的な、のどかに見えるこの光景の裏には、残酷な背景が隠されている。

1160814-2024-01-23-08-18.jpg

生きるとは、命を頂くこと。
僕らは捕食する側に慣れてしまって、そのことを忘れがちです。

1160816-2024-01-23-08-18.jpg

また、牛舎に鮨詰めに飼われる牛たちよりも、ここの壱岐牛は自由で平和そうに見えます。
しかし俯瞰して見ればそうでないことがわかるように、僕ら自身も自由に見えて、その実は管理飼育された社会に生かされていると言うこと、近年その傾向にさらに拍車がかかっていることを僕は感じ取っていて、ちょっぴりつらい。

1160820-2024-01-23-08-18.jpg

でも、だからといって不幸だとも思っていません。幸せというものは、別のベクトルの、当たり前の日常の中にこそ在ると思うから。

1160823-2024-01-23-08-18.jpg

ここの牛さんたちもそうであって欲しいなんて願うのは、やはり傲慢だとは思うのだけど。

1160825-2024-01-23-08-18.jpg

牛さんに会えたので、灯台までは行かずにUターン。

1160827-2024-01-23-08-18.jpg

スイセンの香る島道を歩きます。

1160829-2024-01-23-08-18.jpg

僕の住む街でも、昔はこんな野っ原が多少はありました。

1160830-2024-01-23-08-18.jpg

ゆっくりと流れる時を感じながら、

1160831-2024-01-23-08-18.jpg

無駄に過ごすことも、たまには必要だよね。

1160834-2024-01-23-08-18.jpg

c1d-2024-01-23-08-18.jpg

1160835-2024-01-23-08-18.jpg

長島と大島を繋ぐ橋は、「珊瑚大橋」といって1999年に架けられました。

1160838-2024-01-23-08-18.jpg

海の色がしゅてき。

1160837-2024-01-23-08-18.jpg

ぽっかりと浮かぶ、松笠が風流な「前児島」。

1160839-2024-01-23-08-18.jpg

大島、in!

1160844-2024-01-23-08-18.jpg

大島に入ってしばらく歩くと、

1160848-2024-01-23-08-18.jpg

砲台跡がありました。

1160852-2024-01-23-08-18.jpg

平和な島に似つかわしくない、愚かな歴史の産物。

1160855-2024-01-23-08-18.jpg

そして何十年、何百年経っても、変わらないものよね、人って。

1160856-2024-01-23-08-18.jpg

林の中にも、遺跡がありました。

1160857-2024-01-23-08-18.jpg

山の小高いところに、「壱岐市立三島小学校」がありました。

1160858-2024-01-23-08-18.jpg

海を眺め、潮風が吹き抜ける小学校。

1160859-2024-01-23-08-18.jpg

通うのは大変そうだけど、素敵な学校です。

1160871-2024-01-23-08-18.jpg

こっから港方面へ降りていくと、

1160872-2024-01-23-08-18.jpg

「大島神社」が鎮座しています。菊花紋がついてますね。

1160870-2024-01-23-08-18.jpg

スマートでカッコよな、二の鳥居。

1160863-2024-01-23-08-18.jpg

大島は渡良三島の中で最も大きな島で、人口は約200人。
その産土社である当社も、最も立派な造りです。

1160865-2024-01-23-08-18.jpg

隣には金比羅社。

1160866-2024-01-23-08-18.jpg

お稲荷さんか、龍宮のような雰囲気ですが、

1160867-2024-01-23-08-18.jpg

神奈備に登る太陽が彫られていますね。出雲の太陽の女神だ。
この山は、どこの山かな。

1160862-2024-01-23-08-18.jpg

地元の古老さんの話が聞けると、面白いのかも知れません。

1160868-2024-01-23-08-18.jpg

そういえば渡良三島ではほとんど狛犬を見かけず、ここに牛さんがいただけでした。

1160869-2024-01-23-08-18.jpg

c1d-2024-01-23-08-18.jpg

1160873-2024-01-23-08-18.jpg

思いのほか、あっさりと港に着いてしまいました。
13:20の便に乗れてしまいます。

1160874-2024-01-23-08-18.jpg

島散歩としては、個人的な感想では、原島が一番充実していました。
でも、長島の牛さんや、大島神社は、ぜひ訪ねたいところです。

1160887-2024-01-23-08-18.jpg

その他、大島にはダブルビーチの「大島海水浴場」があり、きれいな貝殻の宝庫なんだそうです。

1160875-2024-01-23-08-18.jpg

これまでもたくさん島旅してきたけど、やっぱりいいね島は。またすぐにでも、どこかの島へ旅立ちたい。

1160876-2024-01-23-08-18.jpg

今日、僕の中に生まれた、淡い恋心のような気持ちも風に乗って、また次の島へと届くのだろうか。ね。

1160883-2024-01-23-08-18.jpg

コメントを残す

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください