
「赤玉石」(あかだまいし)。
鉄分と石英が高熱と高圧で結合した石で、硬度は6.5~7.0と非常に硬い。
磨いたときに現れる透明感のある光沢が素晴らしく、色彩の美しさは日本一ともいう。
中でも佐渡市の赤玉地区より産出されるものは「佐渡赤玉石」といい、鳥取の佐治川石、、兵庫の本御影石と並び、日本三大名石のひとつに数えられる。

そんな佐渡赤玉石のミニ磐座ちゃん、買っちゃったんだよね。

なんかさ、石屋のおば、奥さまが勧めてくるからさ、こんなんちょっと赤いだけの石やん、って思ったんだけど、押しに負けて買っちゃったんだよね。
そしたらキミ、すごい石だったんだね。

赤玉石はレッドジャスパーとも呼ばれ、インカ帝国で祭事に使用されていたり、ネイティブアメリカンの雨乞いの儀式に使用されたりしていたとのこと。
古代エジプトの文書『死者の書』にも、レッドジャスパーを用いた埋葬方法が記されているのだそうです。

「赤玉は 緒さへ光れど 白玉の 君が装ひし 貴くありけり」
古事記で豊玉媛が玉依媛にことづけた歌にも謳われる赤玉の石。
翡翠などとともに古代より加工され、勾玉や管玉として装飾品に使われてきたのでした。
石屋のおば、奥さま、お薦めしてくれてありがとうね。



で、新潟といえばやっぱり糸魚川の翡翠になるわけで、ちょっといい翡翠ちゃんが欲しくなったんだよね。

これは糸魚川の青海川支流にある金山谷から採れた翡翠らしい。

足元が不安定なのは、なるだけ削りたくなかったから。
透過性があまり良くない部分を、必要最小限だけ削って、自立できるようにしました。

ライトを当てると、すけすけでエッチ可愛い翡翠ちゃん。
透過写真って難しくって、生で見た方がとっても綺麗なんだよね。



ところで、糸魚川の翡翠というと、超お手頃価格でお迎えしたこのコ。

バイヤーさんは糸魚川だって言ってたけど、安すぎたし、

この表面を纏う白い何かがめっちゃ怪しい。
石っぽく見せてるけど、後から塗りつけたものだろうと思うし、糸魚川翡翠の持つ白とは似ても似つかない。
だからこの石は糸魚川じゃないんじゃないかって思うし、下手すると翡翠でもないんじゃないか?って疑念が頭を離れなくなってきてね、

磨いちゃった♪

1日かけて表面の嘘っぽい白を剥ぎ落としたら、

めっちゃ翡翠やった。

こうだったものが、

こうなりました。
透過性もかなり良い。

石肌はとってもツルツルスベスベで、ずっと触っていられる。

形がまた良いよね。

この白い部分もさ、

糸魚川の翡翠っぽいって、思うんだよね。

ね。

それにしても、なんで表面を白く塗っていたんだろう。謎。

せっかくいい感じになったので、お店に来た人にパワーストーンだと言って触ってもらってる。

そしたら、もっとスベスベになりそうだからね。



僕のミニ磐座ちゃんシリーズが充実して来たので、さらに磐座っぽくするために、百円ショップで買って来た麻ひもでしめ縄を作ってみた。

おお、いい。これはイケる。
安価で増産できるので、僕が教祖になった暁には、そこらへんで拾った量産型ミニ磐座ちゃんで、夢の非課税ウハウハライフが実現できそうだね。

磨くためのリューター&ビット各種揃えてますが最近使ってない😅 白いの削るの大変だったことでしょう。 そのご苦労の甲斐あって見事な糸魚川翡翠!! 美しいです。レッドジャスパーもかなり意味深い石で、「人の心とともに」のための石の温かみが溢れていますね。
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グラインダーをかけて、あとはせっせとサンドペーパーで磨きました。
石を磨くときは根性が足りないので、いつも鈍く光る程度まで。この翡翠ももっと丁寧に磨ければ、さらなる輝きを放つことでしょう。
石も良いものですね。
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🐥糸魚川の翡翠ちゃんのビキニ姿…シュールでんな🐣
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まるでマーメイドのようで、可愛えでんな🧜♀️
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