高積神社:常世ニ降ル花 抓津夏月篇 12

和歌山市禰宜村に聳える「高積山」(たかつみやま/237m)。 写真では見切れていますが、左側のピークが高積山となります。 Wikipedia(運動会プロテインパワー )からお借りしました。 紀ノ川側からだと、きれいな三角…

おな神の森:常世ニ降ル花 土雲歌譚篇 番外

熊野にやって来たら、一度は歩いてみたい熊野古道。 でも、調べれば調べるほど、熊野古道を歩くのは大変そうだと感じるものです。 プチ熊野古道ウォークをあなたが楽しみたいのであれば、僕は「高野坂」(こやのざか)をお勧めします。…

丹敷戸畔の墓:常世ニ降ル花 土雲歌譚篇 番外

“花の時に花を以って祭る また 鼓吹幡旗(つづみ・ふえ・はた)を用いて歌い舞いて祭る” イザナミの御陵「花の窟神社」(はなのいわやじんじゃ)は、僕の大好きな神社のひとつです。 今回初めて気がつきましたが、「竜宮塔」なんて…

補陀洛山寺:常世ニ降ル花 土雲歌譚篇 番外

享録4年(1531年)11月、観世音菩薩の結縁日を迎え、私は堂内本尊の前で跪き、額を床に深々と付けた。 野では霜が降りる日もあり、この日も板張りの床は冷たかった。 本堂を出て、境内の傍に湧き出る水を一口含み、続いて三所権…

ちちさま(乳古良石)/R18

和歌山県田辺市、熊野三山で有名な熊野本宮大社の裏手の山中に、女神のおっぱいがあるというので、仕方なく行ってみることにしました。 ちょっと広めのスペースに車を止め、歩いていくと、いかにも霊が映りそうなカーブミラーがあります…

刺田比古神社:常世ニ降ル花 刺国朧月篇 05

和歌山県和歌山市片岡町にある「刺田比古神社」(さすたひこじんじゃ)が気になったので、訪ねてみました。 この境内入口の写真を撮影していると、ちょうど掃除を終えられたご年配の宮司さん、岡本さんに声をかけていただき、境内を案内…

丹生酒殿神社・鎌八幡宮

僕は神に祈るということをあまりしない。というより、まずしない。 神はただそこに在るだけで、至幸であるからだ。 感謝こそすれ、それ以上何を望むべくもない。 ただ、世の多くの人は、神に願うものだ。それも僕は否定しない。 不幸…

朝椋神社:常世ニ降ル花 御津羽青月篇 08

和歌山市鷺ノ森明神丁、和歌山城の北800m程のところに、「朝椋神社」(あさくらじんじゃ)が鎮座しています。 平安時代中期の『延喜式』神名帳に記載があり、式内社に列しています。 代々崇敬の厚かった当社ですが、天正年間(15…