時は寛永13年(1636年)、陸前国逆戸村(さかどむら)に、与太郎(よたろう)という百姓がおった。 与太郎と体の弱い妻は、二人の娘と一緒に、貧しくとも慎ましく幸せな生活を送っておった。 ある日、与太郎は、二人の娘と八枚田…
カテゴリー: 宮城
伊豆佐比賣神社:八雲ニ散ル花 愛瀰詩ノ王篇 道草
宮城県塩竈市、陸奥国一之宮として君臨するのが「鹽竈神社」(しおがま)であり、同一境内に「志波彦神社」(しわひこじんじゃ)が鎮座しています。 そのお膝元に堂々と掲げられた「違い丁子紋」(ちがいちょうじ)の家紋! ついに来ま…
鳥屋神社(鳥屋崎神社):八雲ニ散ル花 愛瀰詩ノ王篇 道草
宮城県石巻市に鎮座の「鳥屋崎神社」(とやさきじんじゃ)が気になったので、まあまあな雨が降る中、折り畳み傘を広げて参拝しました。 当社の正式名称は「鳥屋神社」(とやじんじゃ)になるそうですが、通称の鳥屋崎神社の名が扁額にも…
荒脛巾神社:八雲ニ散ル花 荒覇吐篇 01
祭壇に土で象られた女神像が置かれた。 その閉じられた瞼は誇張され、像自体が祈りを捧げているように見えた。 女神像の頭の上にはランプを模した装飾が施されている。 古代ではランプ土器に油を入れて、夜に灯火として使われていたが…