高千穂の東にある「天岩戸」(あまのいわと)は日本神話において、最も重要な神跡のひとつです。 その岩戸を御神体と崇める「天岩戸神社」は、西本宮と東本宮に分かれています。 まずは西本宮へやって来ました。 里宮を思わせる境内。…
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高千穂神社:常世ニ降ル花 アララギ遺文篇 02
「なんと痛ましいこと」 人々が争い荒れた地上を見下ろした天照は心を痛めた。 「瓊瓊杵よ、そなたが地上に降りて国を治めよ」 命じられた天孫「瓊々杵尊」(ニニギノミコト)は地上に降り立ってみたものの、地上は暗雲に覆われよく見…
高千穂峡(五ヶ瀬川峡谷):常世ニ降ル花 アララギ遺文篇 01
「谷が八つ峯が九つ戸が一つ鬼の住処はあららぎの里 」 神話のふるさと「高千穂」。 神話ゆかりの地と言えば「出雲」や「伊勢」が思い浮かぶところですが、九州は実に神話伝承の宝庫と言って差し支えありません。 その中でも宮崎の高…
生目神社:八雲ニ散ル花 43
宮崎市生目に「生目神社」(いきめじんじゃ)があります。 ここはコノハナサクヤヒメとされるアタツ姫が、イクメ王子を生んだ場所と伝えられています。 住宅街に埋もれるようにありましたが、訪れてみるととても風格ある神社で驚きまし…
西都原古墳群:八雲ニ散ル花 番外
物部・都万王国と宇佐・豊王国の一大連合王国の勢力圏であった西都原一帯は、数々の古墳群が今に残されています。 そこは春に、梅・桜・菜の花が次々に咲き、夏にはヒマワリ、秋にはコスモスが古墳群全体をつつみこむ、美しい景色の場所…
都萬神社:八雲ニ散ル花 42
「物部の王イニエよ、そなたの申し出を謹んで受けよう。我は其方の后とならん。」 『三国志』「魏書」には、次のように記されている。 「そこ(伊都国)から東南に向かって行くと、奴国に到着する。伊都国からの距離は100里である。…
霧島東神社・高千穂峯
宮崎県都城市と高原市の間にある「御池」(みいけ)は初代天皇「神武天皇」ご生誕ゆかりの聖地です。霧島最大の火口湖でもあります。 展望所から望む「御池」の先には霧島の富士山、「高千穂峯」が見えます。また「御池」には龍神伝…