二神(ふたはしらのかみ)、是(ここ)に 出雲國(いずものくに)の五十田狹之小汀(いたさのおはま)に降り到り、則ち十握劒(とつかのつるぎ)を拔き、地に倒(さかしま)に植(つきた)てて、其の鋒の端に踞(あぐみい)て、大己貴神…
カテゴリー: 八雲ニ散ル花
高倉神社跡(相須神丸):八雲ニ散ル花 木ノ国篇 15
能坐淵 小口川(赤木川)の淵なり 此淵を指して宮本と云ひて相須の産土神として川端の岩を神體と崇むと云ふ - 『紀伊続風土記』巻之七十九 牟婁郡第十六の三 村郷日足村相須神丸 和歌山県新宮市熊野川町日足にあるという「高倉神…
斎ヶ丘神社:八雲ニ散ル花 木ノ国篇 14
三重県南牟婁郡紀宝町の大里集落に「斎ヶ丘神社」(いつきがおかじんじゃ)というのがあるそうなので、行ってみました。 民家の間の細道を歩いていくのですが、うっかり入口を通り過ぎてしまいそうになりました。 丘の上にチラ見させる…
まないたさま:八雲ニ散ル花 木ノ国篇 13
------------------------- 産田神社の山奥に「まないたさん」と言われる婦人病にご利益のある祠があります。マナの泉のことと思われます。 オフロードコースですが素敵な所ですよ。 2019年9月29日/…
大馬神社:八雲ニ散ル花 木ノ国篇 12
嵯峨天皇の御宇(大同、弘仁年間)紀伊国室郡に南蛮起こり、東国の人民の伊勢、熊野参詣、また西国の人々の伊勢熊野参詣を妨げ、人々を害したので、勅命によって坂上田村丸将軍が、伊勢から熊野路へ入って賊を討ち、賊の首魁の首を地中に…
布良﨑神社/下立松原神社 忌部番外篇 14
千葉県館山市布良鎮座の「布良崎神社」(めらさきじんじゃ)を訪ねました。 ノスタルジックな漁村にあり、ここは天富命と由布津主命が阿波忌部を率いて上陸した地とされます。 「ああーん、テメェ、いつもうなぎばっかり食いやがって💢…
洲崎神社:八雲ニ散ル花 忌部番外篇 13
千葉県館山市洲崎、御手洗山(みたらしやま/110m)中腹に鎮座する「洲崎神社」(すさきじんじゃ/すのさきじんじゃ)を参拝しました。 式内社(大社)論社で、江戸時代に安房国一宮とされた神社です。 参道にある大鳥居、そのしめ…
川勾神社/六所神社:八雲ニ散ル花 東ノ国篇 22
三九郎さんに教えてもらった、ラーメンを食べてきました。 こういう店が増えてきた気もするし、減った気もします。 「人」に「良い」と書いて「食」。その誇りを失っていない飲食メーカー、飲食店、料理人、料理研究家がどれほどいるの…
片瀬諏訪神社:八雲ニ散ル花 東ノ国篇 21
「江ノ電沿線新聞社」にお邪魔してきました! 江ノ電沿線新聞では、各月で僕のコラムを掲載していただいており、大変お世話になってます。 以前、箱根に旅した時、立ち寄ってくださいとのお言葉をいただいておりましたが、その時は人妻…
白旗神社と福岡氏の墓:筑秦ノ饒速日 番外
「江ノ電沿線新聞社」の社長さんに教えていただき、神奈川県藤沢市にある「妙善寺」(みょうぜんじ)を訪ねてみました。 永正元年(1504年)に日純により創立された日蓮宗の寺院とされまさすが、延暦15年(796年)に密教寺院が…
調神社:八雲ニ散ル花 東ノ国篇 20
浦和の入口に月よみの宮あり。いさゝかの森なれど、いとよく茂りぬ。 ~ わる眠い 気を引立る わか葉哉 - 小林一茶『寛政三年紀行』 埼玉県さいたま市浦和の「調神社」(つきじんじゃ)を訪ねてきました。 当社には七不思議が…
越ヶ谷・袋山 久伊豆神社:八雲ニ散ル花 東ノ国篇 19
埼玉県越谷の総鎮守、越ヶ谷鎮座の「久伊豆神社」(ひさいずじんじゃ)を訪ねてきました。 住宅街や公園が隣接しており、長い参道は地元の方々の憩いの場となっています。 今回の関東旅の目的地は神奈川方面でしたが、急遽、埼玉の数社…