伊勢神宮内宮の境内を流れる五十鈴川、その下流域と朝熊川の合流点にひっそりと、とても重要な神社がありました。 こんもりとした丘の上、 敬虔な鎮守の杜に佇む神社は 「朝熊神社」(あさくまじんじゃ)と「朝熊御前神社」(あさくま…
カテゴリー: 八雲ニ散ル花
阿児町の夫婦石:斎王 26
昔、この辺りの浜は狭くて浅く、ずいぶん奥まで続いていた。里人はこの浜をもう少し深くしようとしたが、そこには大きな石と小さな石が並び立っていた。それを取り除こうとすると大きな石がたおれた。この石を深いところに運ぼうとしたと…
伊射波神社:斎王 25
「幡萩穂(はたすすきほ)に出る吾は、尾田の吾田節(あかたふし)の淡郡(あわのこおり)にいる神である」 三重県鳥羽市安楽島町(あらしまちょう)の加布良古崎に鎮座の「伊射波神社」(いざわじんじゃ)を訪ねます。 専用の駐車場に…
伊雑宮事件:斎王 番外
天照大神の遙宮(とおのみや)、「伊雜宮」(いざわのみや)を再訪しました。 「伊雜宮」と書くのが正式ですが、常用漢字体の「雑」で、一般的には表記されます。 また、「いぞうぐう」とも呼ばれるほか、「磯部の宮」・「磯部の大神宮…
伊佐和神社:斎王20
三重県松阪市射和町に鎮座の「伊佐和神社」(いざわじんじゃ)を訪ねました。 伊佐和神社は大和国の宇陀(うだ)から山に入り、険しい山越えの道、伊勢本街道(いせほんかいどう)を抜けた櫛田川沿いにあります。 元亀天正の頃(157…
赤司八幡宮 竿例し:八雲ニ散ル花 海祇ノ比賣巫女篇 番外
奇しくも2023年の旧正月14日は立春でした。 奇しくもというのは、僕にとってこの日が重要だったのは立春ではなく、旧正月14日であるということの方だったからです。 余談ですが、今年から月暦の日めくりを始めました。近年、秒…
保護中: 上高宮:八雲ニ散ル花 海祇ノ比賣巫女篇 番外
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鬼のさし上げ岩:八雲ニ散ル花 吉備王篇 07
吉備の中山で出会ったご婦人の妖精がささやきます。 「鬼ノ城にお行きなさいな」 まるでロールプレイングゲームの主人公のように、僕は鬼ノ城を目指すのでした。 真っ白。。 雨が降って来ました。 「鬼ノ城」(きのじょう)は、岡山…
伊豆能賣:八雲ニ散ル花 欄外
くるま座さんの話を聞いて、気になってやってきました。 『人麿古事記と安万侶書紀』にも書かせていただいた「熊野道祖神社」です。 久那斗神・八衢比古神・八衢比売神を祀る、福岡の出雲。 「あそこに伊豆能賣が祀られているよね」 …
中山神社:八雲ニ散ル花 吉備王篇 06
岡山県津山市一宮に鎮座の「中山神社」(なかやまじんじゃ)へやってきました。 参道入口に妖怪チックなケヤキの御神木があります。 「ぐへへ、おいてけ~」 津山市指定天然記念物です。 妖怪樹さんは樹齢約800年とされ、尼子の兵…