一関八坂神社:常世ニ降ル花 神門如月篇 20

『辛亥年七月中記乎獲居臣上祖名意富比垝其児多加利足尼其児名弖已加利獲居其児名多加披次獲居其児名多沙鬼獲居其児名半弖比』 『其児名加差披余其児名乎獲居臣世々為杖刀人首奉事来至今獲加多支鹵大王寺在斯鬼宮時吾左治天下令作此百練…

高森阿蘇神社:常世ニ降ル花 神門如月篇 19

阿蘇山のギザギザ顔の山は「根子岳」(ねこだけ)。 「根」は異国人を表し、「子」は貴人を表すのだと。 そして顔とおっぱいの間を繋ぐ尾根を「日ノ尾峠」と言います。 「尾」は王を意味し、つまり「日の王」であると。 「古墳に登っ…

乙姫神社:常世ニ降ル花 神門如月篇 17

大地に横たわる大地母神「阿蘇」。 熊本県阿蘇市の西寄りに、「乙姫」と呼ばれる一角があります。 乙姫地区の山寄りの場所に、子授かり・安産・安全祈願にご利益があるという「乙姫子安河原観音」(おとひめこやすかわらかんのん)があ…

國吉神社:常世ニ降ル花 神門如月篇 14

KANEKOさんと僕の、いすみ巡礼地のラストは、「國吉神社」(くによしじんじゃ)となりました。 「千葉県の国吉神社は伊甚國造と関連した神社で、主祭神は諏訪神です」 B女史さん改め、「ブリュショルリ氏」、いえここはもう『ブ…

玉﨑神社:常世ニ降ル花 神門如月篇 13

「赤玉は 緒さへ光れど 白玉の 君が装し 貴くありけり」 (赤い玉は、通した緒まで光るほど美しい。けれど、白玉を見ていると、真珠のようなあなたのお姿が、貴く思い出されるのです」 『古事記』上つ巻:豊玉媛が息子の元へ行く玉…

高家神社:常世ニ降ル花 神門如月篇 12

日本で唯一、料理の神を祀る神社が千葉にあるというので、行ってみました。 その神社は千葉県南房総市(旧千倉町)の住宅街の奥まったところにありました。 「磐鹿六雁命」(いわかむつかりのみこと)を祭神とする「高家神社」(たかべ…