天の岩戸(恵利原の水穴):斎王23

なんと伊勢にも天の岩戸があった! てなことでさっそく行ってみましょう。 伊勢の天の岩戸は、内宮から別宮・伊雑宮(いぞうぐう)へ向かう山道の途上にあります。 当地の存在は、かなり以前から知っていましたが、立ち寄るのが面倒で…

松下社:斎王22

三重県伊勢市二見町松下にある「松下社」(まつしたやしろ)を参拝しました。 こちらの参道にも山の神。伊勢・志摩地方では、山の神は祓戸的な立ち位置なのでしょうか。 境内で一際目を引くのは樹齢2000年の大楠. 上部が裂け、 …

御塩浜:斎王21

長らく気になっていた「御塩浜」(みしおはま)を訪ねてきました。 御塩浜は御塩殿神社(みしおでんじんじゃ)に付属する塩田です。 黒木の鳥居が、ここが神聖な施設であることを物語ります。 御塩殿ができた当初は、日本にはまだ塩田…

伊佐和神社:斎王20

三重県松阪市射和町に鎮座の「伊佐和神社」(いざわじんじゃ)を訪ねました。 伊佐和神社は大和国の宇陀(うだ)から山に入り、険しい山越えの道、伊勢本街道(いせほんかいどう)を抜けた櫛田川沿いにあります。 元亀天正の頃(157…

櫛田神社:斎王19

伊勢にも「櫛田神社」(くしだじんじゃ)がありました。 博多っ子としては、お櫛田さんの名を聞くと行かないわけにはまいりません。 にしても、ここにも太陽光パネルが。。 伊勢を回っていると、結構な数のパネルが設置してあって、心…

神服織機殿神社/神麻続機殿神社:斎王18

「機殿の由来」  機殿の祖先は、伊勢神宮神領神機殿神社の祭儀とのかかわりの中で「機殿の里」を誇りに幾多の苦難に耐えて生活し文化が根付いてきた。歴史は古く井出郷といわれ、麻績氏一族の領域で御系郷とも言われた。大化二年(64…

多岐原神社:斎王16

二千年ほど昔、大和姫ちゃんが伊勢にやってきましたキターン☆ 「きゃっ、こわい」 姫ちゃんが川で困っていると、草むらからやせいのイケメンがナイスポーズで現れました。 「やあ姫、この手をど・う・ぞ☆」(ただしイケメソに限る)…

海に一番近い神宮:斎王15

どうやら反対の入口から来たらしく、危うい道を歩いています。 まるで僕の人生に押し寄せるような荒波がそこに。 これ、もうちょっと潮位が高かったらアウトだろう。 令和5年初の旅は伊勢参りにしました。 昨年末からの仕事ハードモ…

坂田神明宮:斎王〜倭姫命世記を追う 12

垂仁天皇八年、淡海国坂田宮に遷幸し、二年間奉斎 この時、坂田君等は、地口・御田を進った ヤマトタケルが命を落とすことになった伊吹山、そのお膝元、滋賀県米原市にある「千福神社」(せんぷくじんじゃ)を訪ねました。 のどかな村…

田村神社:斎王〜倭姫命世記を追う 11

垂仁天皇4年、ヤマトヒメは近江国の甲賀の日雲宮に遷り、4年間奉斎。 この時、淡海(近江)国造は、地口・御田を進呈した。 滋賀県甲賀市にある史跡「垂水頓宮跡」(たるみとんぐうあと)を訪ねました。 国道1号線沿いにひっそりと…

都美恵神社:斎王〜倭姫命世記を追う 10

活目入彦五十狭茅天皇の癸巳に、伊賀国敢都美恵宮に遷り、二年間奉斎した。 伊賀市柘植町に鎮座する「都美恵神社」(つみえじんじゃ)は、元伊勢「敢都美恵宮」(あえとみえのみや)に比定される神社の一つです。 長閑な集落の中に、伸…