
延岡の北、日向には不思議な造形の岬が多くあります。

「日向のお伊勢さま」と謳う「大御神社」(おおみじんじゃ)の海岸も複雑な造形です。

境内にある大きな「さざれ石」には、瓊瓊杵命が立ち乗って大海原を眺めたそうです。

「クルスの海」は一見の価値があります。

恋人の聖地モニュメントの下には、

本当に入江がクロスしてます。
漢字の「叶」にも見えることから、「願いが叶う」聖地だそうです。

柱状節理の大絶壁「馬ヶ背」は迫力に圧倒されます。


そして6月、あじさいの絶景が見れると噂を聞いてやってきたのは「桃源郷岬」です。

酷道と言える山道を走り抜けると、いきなりあじさいの平原がありました。

この先が岬のようです。

ちょっと仰々しめな看板がありました。

ここでも奇岩がありました。

なるほど、言われてみれば「ウミガメ」に見えます。

斜面にもたくさんのあじさいがありました。

種類はあまり豊富ではなさそうですが、

色合いは綺麗です。

あじさいの小道を歩きます。

紫のグラデーションに包まれています。

一番の絶景ポイントがあるというので、行ってみます。

そこそこきつい丘を登ります。

平地に出ました。

海とあじさいのコラボレーションです。

まだ上に登ります。

この岬では、「ウガヤフキアエズの尊」を祀っていたと云います。

そして登りきったところにあった景色がこれです。

すごい絶景!というにはやや物足りない気もしますが、でも綺麗でした。

下に降りる頃、日が差してきました。

「あじさいの楽園」、確かにそう呼んでもいいのかもしれません。

