
対馬を散策すると、石をうず高く積み上げている光景を目にします。
そのひとつが「五根緒」(ごにょう)の石塔です。

海を眺めるように積まれた石。
これは古くからそこにあると云います。

対馬の各地に存在する石積みは「天道信仰」の神籬(ひもろぎ)ではないでしょうか。

石塔のそばに隠れるように鳥居がありました。

参道は海の方から続いています。

扁額には「曽根崎神社」とあります。

背の低い雑木林の中に、

印象的な赤い社が、ひっそりと佇んでいました。
薄花弁 散り咲き揺れる 陽だまりの 傾く影に 偲ふこころは - chi.