
島原の名物は「具雑煮」ともうひとつ、「かんざらし」を外すわけにはいきません。
そしてかんざらしを味わうなら、「しまばら水屋敷」さんを僕はオススメします。

しまばら水屋敷さんは「鯉の泳ぐまち」にあるアーケード街の意外な場所にあります。
鄙びたアーケード街の一角にある門をくぐると、

そこだけ別世界のような、ノスタルジックな建物が見えて来ます。

豊かに溢れ出る湧き水の池。

奥座敷に進むと、ありとあらゆる招き猫グッズが展示販売されています。

2階に上がると、

そこもまるで、招き猫博物館の様相。

さて、注文したかんざらしが出てくるまで、まったりと時を過ごしましょう。

この和洋折衷の木造屋敷は明治時代のものだそうです。
今はこの水屋敷を、ご夫婦二人だけで営んであるとのことです。

やがて注文の品が運ばれて来ました。

かんざらしは小粒の白玉だんごを「きざら」(中双糖)と「はちみつ」を混ぜたシロップにひたひたに浸した素朴な冷菓です。
島原のかんざらしが美味しいのは、そこに湧き出る水に秘密があります。
冷たくミネラルに富んだ島原の天然水が、白玉にもシロップにも、練りこまれています。
一口含めば、そのやさしい味にほっこりしてしまいます。

ゆったりと流れる時間とやさしい味に、しっとり心も癒されました。
