
お湯に詳しいわけではないが、身近にこんな温泉があったんだなと思わせられる「博多湯」さん。
最近僕のお気に入りです。

レトロな外観につられて入ってみましたが、温泉らしい硫黄の匂いが漂っています。

入湯料¥300。
20名は入りきれないだろうと思われる小ぶりな湯船がひとつだけ。

冷えた体を流して湯船に浸かります。

ややぬるめの湯にゆっくり浸かっていると芯から蕩けるような気分になります。

最近は大型のレジャーパーク的な温泉施設が人気ですが、改めて湯質が大事だなと思いました。
循環式の湯はどうしても消毒臭がするし、湯が硬く感じてしまいます。

なんと「湯」の柔らかなことか。
不思議なことに「博多湯」に浸かった翌朝は、整体マッサージをした時のように心地よい、軽い脱力感があります。

湯から上がったあと飲む、ここの牛乳はとてもうまいです。
本当に無調整なのかと思うほど甘い。

温泉で淹れたコーヒー¥100もまろやかでオススメ。

温泉たまごもアツアツで手に持てないほどでした。

向かいには立派な「御前湯」がありますが、残念ながら循環式のようです。

ちょっとした時間で贅沢なひと時を感じさせてくれる場所は、休日の少ない僕にとって、とても貴重な憩いの場となっているのです。