玖珠の名瀑「慈恩の滝」へ立ち寄りました。
慈恩の滝は、玖珠町と天瀬町の境、国道210号線沿いにあります。
滝は2段になっていて、上段20m、下段10mの、合わせて約30m落差があります。
言い伝えでは今から千数百年前、この滝に大蛇が住んでおり、まわりの田畑を荒らし農民は 困っていたと云います。
ある時、その話を聞いた旅の僧は、お経を唱ながら大蛇に近づき、その体に寄生していた虫を取ってあげました。
すると大蛇が田畑を荒らすことはなくなりました。
大蛇は虫で体がかゆくて田畑で体をくねらせていたのでした。
割と新しめな龍の像の横に、
大きな水晶玉があります。
中を覗き込むと、小さなドラゴンがいました。
慈恩の滝は、滝の裏側を回ることができる「裏見の滝」となっています。
案内板を見ると、時計回りに回ると良いとありました。
多くの人が反対方向から回っていましたが、案内通り、右回りに回ります。
裏に回ると、滝の勢いがことさら激しく感じます。
水しぶきはかなり飛んできます。
必死にカメラを守りつつ、何枚か撮影。
足元は滑りやすいので、気をつけなければなりません。
慈恩の滝は近くにある観音滝と桜滝とともに「天瀬の三瀑」と言われています。
飛沫とマイナスイオンで、身体もしっとり癒されました。