亀石:八雲ニ散ル花 74

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明日香村に多数ある謎の奇岩のひとつ、「亀石」(かめいし)。
長さ3.6m、幅2.1m、高さ1.8mの巨大な花崗岩に亀に似た彫刻が彫られていることからその名で呼ばれています。

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この亀石にはある言い伝えが残されています。
かつて奈良盆地一帯が湖であった頃、対岸の当麻(たいま)のヘビと川原のナマズの争いがありました。
軍配は当麻にあり、水を吸い取られ、川原あたりは干上がってしまいました。
そでて湖の亀がみんな死んでしまったので、哀れに思った村人たちは、「亀石」を造って亀の供養をしたというのです。

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亀石は、以前は北を向き、次に東を向いたと云います。
そして、今は南西を向いていますが、いずれ西に向き、当麻のほうを睨みつけた時、奈良盆地は一円泥の海と化す、と伝えられています。
なんと亀の呪いが、いつか大和盆地を再び泥沼にしてしまうと云うことです、恐ろしい。。

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実はこの亀石も、額田部皇后が地震を防ぐために造らせたものだと云うことです。
中国では四つ足でふんばる亀が、地震を防ぐという神話が山海経に書かれているそうです。
それを知った皇后が、川原宮の敷地内に大岩を通び込み、亀の像を造らせようとしたのですが、ところが石工が4本足で重い体を支える亀は造れないと言って、頭だけ削って止めてしまったのだと云います。
それがこの亀石で、のちに人々が不思議がることになったと云う流れです。
それにしても額田部皇后、人騒がせな女帝です。

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