新宮神社

投稿日:

8010706-2023-07-17-07-15.jpg

松山市福見川町、山村の奥に「新宮神社」(しんぐうじんじゃ)という神社があります。

8010707-2023-07-17-07-15.jpg

田んぼを抜け、そこそこ急な石段を登ります。

8010708-2023-07-17-07-15.jpg

穏やかな気配の境内。

8010709-2023-07-17-07-15.jpg

もうひと階段登ると

8010710-2023-07-17-07-15.jpg

社殿が見えてきました。

8010735-2023-07-17-07-15.jpg

入口には、狛犬の代わりの石がふたつ。

8010736-2023-07-17-07-15.jpg

味わいがあります。

8010734-2023-07-17-07-15.jpg

鳥居の先に足を踏み込むと、

8010716-2023-07-17-07-15.jpg

一面に広がる緑の絨毯に、三本の大杉が目に留まります。

8010718-2023-07-17-07-15.jpg

三本でも二本。

8010717-2023-07-17-07-15.jpg

恋する二人はくっついちゃったんですね、ラブラブ。

8010720-2023-07-17-07-15.jpg

祭神は「大山積命」(おほやまつみのみこと)です。

8010723-2023-07-17-07-15.jpg

十九地山城主「白石若狭守」が紀州より熊野の神を当地に勧請し、新宮神社と称したと伝えられます。

8010726-2023-07-17-07-15.jpg

白石氏は河野氏の分流で、河野氏は越智氏の流れとなります。

8010729-2023-07-17-07-15.jpg

境内社は「水神社」と「祇園神社」だそうですが、

8010731-2023-07-17-07-15.jpg

どちらがどちらかは分かりませんでした。

8010733-2023-07-17-07-15.jpg

僕はなんで、この山奥の神社に来たのだろうか。

8010737-2023-07-17-07-15.jpg

多分ちょっとした、気まぐれだったのでしょう。

8010739-2023-07-17-07-15.jpg

c1d-2023-07-17-07-15.jpg

8010740-2023-07-17-07-15.jpg

通りすがりに、神社を発見。

8010741-2023-07-17-07-15.jpg

おお、三島さんでした。

8010743-2023-07-17-07-15.jpg

古めかしい拝殿があります。

8010744-2023-07-17-07-15.jpg

そしてこれは、

8010745-2023-07-17-07-15.jpg

月形の石ではないでしょうか。

8010747-2023-07-17-07-15.jpg

調べてみると、往昔、河野清通が此の山中に隠れ住み、氏神として三島大神を勧請し子孫永住の地と定めたとのこと。

8010748-2023-07-17-07-15.jpg

祭神は「大山積命」。

8010749-2023-07-17-07-15.jpg

そういえば、先の新宮神社は、紀州の熊野の神を勧請したって言ってたけど、なんでそれが大山積命になるんでしょうか。

8010751-2023-07-17-07-15.jpg

つまりそれは、紀州の熊野神の本来の姿は、オオヤマツミであり、元社は出雲の熊野大社であり、その神は大山のクナト大神であるからなのでしょう。
真実は、体制から離れた小社の方に、改変されず正確に残っているものです。

8010750-2023-07-17-07-15.jpg

この石の橋は良く残っているな。

8010752-2023-07-17-07-15.jpg

月の石は、本殿側から見ると、もっと月形でした。誰かが発掘して納めたものでしょうか。三島神と月神の関係が伝承されているのかな。
と妄想を膨らませていると、そこに小さなお客様がいらっしゃることに気がつきました。

8010753-2023-07-17-07-15.jpg

「これは大変失礼いたしました。さぞかし名のある山の主と見受けたが、なぜそのように荒ぶるのか?」
「…べつに」

8010754-2023-07-17-07-15.jpg

コメントを残す

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください