長崎県壱岐島はパワースポットあり、レジャーありの人気の離島です。
その壱岐の北部にある無人島「辰ノ島」(たつのしま)は、まるで海に浮かぶ宝石箱のような場所です。
辰ノ島へ行くには、壱岐島北部の勝本港から「辰の島観光渡船」を利用することになります。
4月~11月まで定期運航していますが、さらに夏は増便されています。
船の利用は、辰ノ島へ上陸するだけであれば往復1000円程度ですが、時間と予算に余裕があれば、辰の島遊覧(クルージング)もおすすめです。
クルージングの時間は約40分で費用は辰ノ島上陸含め、往復2500円。島を一周し、素晴らしい光景を楽しむことができます。
辰ノ島へ向けて出発し、すぐに辰ノ島の手前にある若宮島が見えて来ます。海岸沿いにあるのは若宮神社です。
辰ノ島入口で僕らを迎えてくれるのは、まるで神社の狛犬のような「オオカミ岩」です。
そしてその先にあるのは、思わずため息がこぼれる「海の宮殿」。
ここはエーゲ海ですか!?
いいえ、日本です。
ワオ、ジャパンアメイジング!
などと一人寂しく騒ぎましょう。
白いビキニのお姉さんとかと来れたら、最高ですね。
ここからは、また雰囲気を変えて、奇岩巡りとなります。
外海に出ると、穏やかだった海も豹変します。
そこには、高くそびえる岩に穴のあいた「マンモス岩」が。
このあたりは、ウニ、サザエ、アワビの宝庫ということですが、海流が荒く、命を落とした漁民も多いそうです。
辰の島遊覧は2度目ですが、前回はやや曇り空でした。
今回の晴れの日差しの、なんと心地よいことか。
今度はまるでうん○な「さざえ岩」が見えて来ました。
ここは実は聖地なんです。うんなんとかとか言って、ごめんなさい。
とにかく迫力のジオパーク。
島の西側は険しい断崖絶壁となっています。
とても神秘的な「蛇ヶ谷」。
40分のクルージングですが、それでもわりと駆け足で、急いでシャッターを切らねば撮り損なってしまいます。
もう少し、ゆっくりできると良いなと思いました。
さて、いよいよ辰ノ島に上陸です。
辰ノ島東部は、まるでプライベートビーチのようになっており、やはり白いビキニのお姉さんは必須です。
上陸してすぐに、イルカの慰霊碑があります。
ここはかつてイルカの追い込み漁をしていた場所なのですが、その動画が流れ、動物愛護団体とのあいだで炎上したということです。
さて、この楽園で、ウフフ、アハハしても良いのですが、
チェリーボーイには刺激が強すぎるようなら、島を散策するのも楽しいです。
「鬼の足跡」です。
デイという鬼が、片足を渡良に、片足を辰の島にまたいで立ち、フンドシで鯨3頭をすくったと伝えられています。
さらに島を登っていくと
断崖の絶景があります。。
めっちゃ足が竦みますが、気持ち良い。
「羽奈毛崎」(はなげさき)というそうです。
「蛇ヶ谷」を上から見た図。
壱岐まで来たなら、辰ノ島も楽しまないともったいない、そんなところです。