
佐渡に着いて一番に目に入ったのがこれ、

「佐渡濃厚海老ラーメン」🍜

お値段もまあまあですが、博多一風堂も携わっているという一品。

新潟に来てまで博多トンコツか!と危惧しましたが、濃厚な海老スープで美味しゅうございます。
太麺にスープがよく絡む。
味は北海道・一幻の「えびそば」に近いかな。
佐渡産南蛮海老が丸ごとド~ンと乗っているところがチャームポイントです♪



佐渡飯とタイトルを振ってはみても、食べたのはほとんどが宿飯です。

そのお宿がここ「ホテル みやこ」さん。

レトロを通り越したいぶし銀な外観で、内観も期待に背かぬレトロさですが、立地良し、お値段良し、女将の人柄よし、そして

佐渡の魚を使った食材が豊富なお宿なんですよ、これが。
初日の夕食。

とれたて新鮮、旬の真イカ(スルメイカ)の刺身はツルツルシコシコですよ。

唐揚げは、アカウオ、南蛮海老、サメ、エイヒレ。

これもアカウオだったかな。

おひつの中は、米粒が立った佐渡コシヒカリ。

鍋はお肉とイカちゃんですな。
このお肉は佐渡牛ってわけではないでしょうが。

二日目の朝食。
朝から佐渡コシヒカリのご飯でテンションアゲアゲですが、岩のりのお吸い物が絶品でした。



さて、2日目の昼食。
迷いました。
調べてみると、佐渡には刺身山盛りの海鮮丼や、ご当地天然のブリカツ丼、また美味しそうな蕎麦屋などがあったのですが、

やはりコレにしたよね。
幻のご当地牛『佐渡牛』を食さねばならないのではないでしょうか!!!

ところが佐渡牛を食べさせてくれる食事処は限りなく少なく、おそらくこちらの「こさど」さん1件のみではないでしょうか。

佐渡牛は、佐渡で生まれ育った去勢されたオスの黒毛和牛、もしくは、出産の経験がないメスの牛である事が大前提で、更に佐渡で収穫した稲わらを飼料としていることが絶対の条件となるのだそうです。

生まれも育ちも、すべてにおいて、佐渡産である希少価値の高いお肉、それが佐渡牛なのです☆
そして僕の目の前には、その幻の佐渡牛サーロインステーキ120g ¥5,000 & 佐渡コシヒカリライス ¥250 & 佐渡のお味噌汁 ¥100がついに運ばれて来ました。
♪───O(≧∇≦)O────♪

では、実食!!!…………………………………………………っ、、、
あれっ?あまり・・・美味しくない、、、かも。
いえ、美味しいのですが、壱岐牛ほどやわらかくなくて…、美熊野牛ほどジューシーでもない…かも。
なんと、罪深くも、旨い肉を食べ過ぎて来てしまったのか、オレはーオレはーオレはー ・・・・・
ま、まあ、サイトにも冬の方が美味しいって書いてあるし、ポテンシャルはあるので、まだこれから成長するお肉なんだな、、、たぶん、きっと。



さて、気を取り直して、

2日目夕食です。

刺し盛りキタ~~~♪
アジ、南蛮海老、タイ、サザエ、そして佐渡マグロー!

唐揚げはアジ(刺身の残り)、タイカマ(刺身の残り)、南蛮海老、そして天然ブリ~っ!あとイカのクチバシもありました。

焼き魚もブリだったかなー。

南蛮海老の味噌汁~。
佐渡は南蛮海老推しですな。
カワハギの煮付けも美味しゅうございました。佐渡ではカワハギをコウグリって言うらしいっちゃ。



最終日の朝食ー!

小鉢は「いごねり」って言って、日本海でとれるいご草を使ってつくる佐渡を代表する郷土料理。
気になっていたんですが、食べてみるとやはり「おきゅうと」。
「いごねり」は九州の「おきゅうと文化」が北前船や漁船の往来により博多から能登半島の輪島を経由して佐渡に入り、越後各地へと伝わったといわれているんですって。

お吸い物に入っている緑のやつは、これも気になっていた「ながも」。
これはアカモクのことで、熱湯にくぐらせると茶色から鮮やかな緑色となるんですと。
ガンガン叩くと、つよ~い粘り気が出るのが特徴で、汁物のほか、そばやご飯にかけて食べられるそうです。
ながもはシャキシャキ感もあって、九州で食べるアカモクとも、一味違う気がしました。
で、最終日ランチは、蕎麦を食べようかと思ったら移動のタイミングで開店時間に合わせられず、ブリカツ丼を食べようと思ったら店が閉まっていて、サザエカレーを食べようと思ったら定休日でもないのに店が開いてなかったんだよね。
そんで結局、港の普通のカレーを食べちゃった。何ちゃら食堂のカレーとかで、美味しかったけどね。
宿飯が充実していて、本当に良かったよ。どんまい。

いごねりについて語るなら、安曇族に触れて欲しかったです。長野県の安曇族族の謂れのある地域でもえご(いごねり)は食されています。佐渡生まれ、佐渡育ちの人間が上高地の明神館の主人から安曇族について教えられて、結びつきを知りました。
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コメントありがとうございます😊
なるほど、エゴ草と安曇族との繋がりを考察されている方がいらっしゃるようですね。知りませんでした。
一般には漁船などの往来で広まったとされていますが、いつ頃から食され始めたのかが分かると、面白いですね♪
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佐渡に限らず日本海側は魚介が一番ですね😋 コロナ禍GoToキャンペーン巻き返し中でもガラガラ貸し切り。宿で一番いい部屋+蟹と海鮮づくしが激安で申し訳なかった記憶が鮮明です。芸能人もまずその部屋指定でというほど。お酒まで無料でいただいてしまい、あの時代は宿経営がどんだけ大変だったのか・・としみじみ。
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蟹のシーズンも良さそうですね、ふむふむ、なるほど😋
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🐥佐渡牛は残念でしたな。あれは肉が良くないのでは無く、焼き方が良くないのです🐤烏賊の刺身が美味そうですな…ヒヨコは烏賊には目がないので、つい味まで想像してしまいます🐣
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レアにしたかったのですが、レアは240以上でなければできないとのことで、ミディアムにしました。
どちらかというとウェルダンに近かったですね😅
もっと佐渡牛を扱う店が増えれば、ブランドとしての佐渡牛が確立するのかもしれません。
現時点では、佐渡は魚介が最適解です😌
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🐣美味いステーキは見た目で判断するのです。あなたが高級なステーキ店で食べた美味なステーキの焼き目を観察すれば、他の店で出されたステーキが上等かどうかはすぐ判ります🐥
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素晴らしい鑑識眼ですな👀
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🐥いや、あなたが見なくてどうする🐤
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😅
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