
オホーツク海に面する日本最北の村「猿払村」(さるふつむら)にやってきました。

猿払は日本有数の天然ほたて貝の水揚地ですので、ここでホタテづくしのランチをいただきました。
ホタテって、なんでこんなに美味しいのでしょうかね。
村名の由来はアイヌ語の「サㇽプッ」(葦原の河口)が由来なのだとか。

食事が済んだ後も、ひたすら北海道大陸を南下し、ツアーラストの宿がある層雲峡(そううんきょう)を目指します。

北海道は、広いんよ。

途中で”道北最大の湖「クッチャロ湖」を車窓より観光”ってのがありましたが、僕の反対側の車窓ですし、遠くにチラリと見えただけでしたので、写真はありません。
まあいいか。

次第に陽も傾き始め、

「銀河の滝」、

「流星の滝」ってところで集合写真を撮りました。

宿は層雲峡温泉の「ホテル大雪」さん。
夕食はビュッフェでした。
これまで美味しいとは言え”海のもの”が続きましたので、そろそろ肉が食いたい。
そしたら、あったよね、

ジンギスカン❤️
ビュッフェでジンギスカンなんて、さすが北海道。
ジンギスカンもライブキッチンのビフテキもおかわりしていただきました😋
四つ足のモノどもよ、ありがとう。ヒンナ、ヒンナ。
食後にロビーでアイヌショーがあるというので、見てみました。
可愛いちゃんやカッコよおっさんが出てて、アイヌの香りを感じました。

アイヌ族にきましては、ゴールデン・カムイ以上の情報を僕は持ち合わせておりませんが、確かに悲運な時代はあったと思われます。
しかし差別利権ってのがありまして、そのあたりのセンシティブな話題に触れたいとは思いませんが、ドロっとした話はそろそろ僕らの世代で終わりにして、若い人たちには自由にリスペクトしあって生きて欲しいと願います。
若者たちのまっすぐな気持ちを歪めるのは、いつだって大人の歪んだ利権です。

ともあれ、温泉で煩悩もスッキリ洗い流して、夜はぐっすりと眠ったのでした。

朝からは「大雪山層雲峡・黒岳ロープウェイ」に乗って標高1,300m地点まで空中散歩です。

今回の旅の僕の目的地は稚内と利尻・礼文島だったので、この層雲峡はおまけなんだよね。

だけども、なかなかに良いおまけです。気持ち良い。

層雲峡(そううんきょう)は、北海道上川町にある峡谷で、石狩川を挟んで約24kmの断崖絶壁が続いています。

約3万年前の大雪山の噴火により堆積した溶結凝灰岩が、石狩川によって浸食されたことにより形成されました。

バスの車窓からもその迫力は伝わり、高さ200m前後の柱状節理の断崖は圧巻の一言です。

大雪山黒岳は標高1,984mで、層雲峡温泉街から大雪山層雲峡・黒岳ロープウェイとリフトを乗り継ぐことで7合目まで行くことができ、そこから頂上までは1時間ほどで登ることができるそうです。

今回はロープウェイまでで、リフトには乗りません。
まあ、登山するわけではないので、黒岳を望むのであれば、ここで十分。

さすが北海道を代表する大雪山の山々、神々しい。

「カムイミンタラ」とはアイヌ語で”神々の遊ぶ庭”を意味し、アイヌたちはこの大雪山連峰の壮大な自然を、親しみと畏敬の念を込めてそう呼ぶのだといいます。

この神の庭には、あのナキウサギもいるそうです。

ナキウサギはネズミのようなウサギですが、シマエナガと並んで、僕がいつか会いたい生き物のひとつです。

ナキウサギには会えませんが、展望台を降りると、可憐な花々に会うことができました。

山に咲く小さな花々の、可愛いこと。

甘い香りに引き寄せられるのは、中年のおっさ、大人ばかりではありません。
羽の生えた人たち。僕にも翼があったなら。

中にはこんなコも。
かわええのぅ、すりすり。(注:トリカブト)

今回の阪急交通社の旅『秋の利尻島・礼文島と日本一早い大雪山の紅葉4日間』で、実際に観光した時間は255分。4日間で4時間強でした。
バスで移動した距離は1,045km。
阪急さん、よくぞこんなツアーを企画したものです。

しかし小笠原旅で体力を使い切った僕を、北の果てまで連れて行ってくれて、美味しいものをたらふく食べさせてくれて、最後にこんな素敵な場所に連れて来てくれた阪急さんに、感謝です。
バスの運転さん、お疲れ様でした。良き思い出という宝物が、また増えました。
そして一生に一度の特別なお休みをくださった、僕の社長にも、心から感謝申し上げます。
コロナ禍で路頭を迷うところだった僕を拾ってくださり、しかもこんなプレゼントまで。
願わくば、一生にもう一度、終身雇用の最後の方で良いので、またご褒美休暇をください。
小笠原のクジラに会うために。

僕が明日を生きるためには、まだまだどうやら、旅が必要なのです。



帰り際、新千歳空港で時間があったので、えびラーを食べました。

あとバスガーさんに教えてもらった、甘い赤飯のおにぎりがローソンにあったので、買って食べました。
何となく予感はあったのですが、家に帰って体重計に乗ってみたら・・・
見たことのない数字を、3度見くらいする羽目になっていたのでした。

まあ、確かに。
よく食べた2週間でしたからね。
ヒンナ、ヒンナ。

バスツアーってすごいですよね、移動距離。
ナキウサギ、モンゴルで見ました‼ めちゃくちゃかわいかったです♪今回は会えなかったようですが、可憐な花がいっぱいでしたね。
旅がくれる癒しや刺激は格別です。そして美味しい食事も☆
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うわぁ、生ナキウサギ見たい!
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2週間にわたるグルメの旅、ありがとうございました。✨️
最後に甘納豆赤飯で締める所がまたいいです。飲める方なら搭乗ゲート前でサッポロクラシック😋
黒岳9月だと緑の色が少し黄味帯びてきますね。
クジラを見に小笠原、そしてナキウサギも未来へ。
2月、マイナス19℃の同地点です。https://i.imgur.com/fWiJcG6.jpeg
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マイナス19℃は、僕にはちょっとだけ寒すぎますね😆
行きたいところは行き尽くしつつあって、燃え尽き気味なので、未来へ宿題を残すことは大切なんです😌
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五条桐彦様 南から北への最果ての旅、お疲れさまでした。おかげさまで居ながらにして、私も旅行気分を味わうことができました。北海道、行きたかったけれど諦めた利尻、礼文紀行も興味深く拝見させていただきました。ありがとうございました。またまた小笠原、行くことが出来ればいいですね。💕
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