三穗神社(佐伎)

投稿日:

mg_9168-2026-01-22-17-00-1.jpg

泊まった宿は朝食のサービスが付いており、質素ながらも味わい深い朝を迎えることができました。
ご飯も味噌汁も美味しくて、朝食はこれで良いよね。

a070614-2026-01-22-17-00-1.jpg

隠岐諸島・島前三島の中ノ島を南下して来ました。

a070615-2026-01-22-17-00-1.jpg

島根県隠岐郡海士町崎。
前回は想定外のトラブルに遭い、電チャリで島内を巡ることになりましたので、ここまで来ることを断念していました。

a070616-2026-01-22-17-00-1.jpg

当地名の”崎”は「佐伎の里」と呼ばれ、国引き神話の「北門(きたど)の佐伎の国より国引きし」の”佐伎”であるとし、神話では、今の松江市付近はここから持って来てできたと語られます。

a070652-2026-01-22-17-00-2.jpg

ここにある「中良公園」(なからこうえん)は、毛利家譜代の重臣「渡邊家」(屋号中良)の屋敷跡だったそうです。
安永年間に島前の半ばを越す領地を得て、十三代渡邊新太郎は隠岐汽船初代社長に就任。明治37年と大正4年には衆議院議員となりました。

a070646-2026-01-22-17-00-2.jpg

公園内には、「中地熊造」(なかちくまぞう)という人の生誕の里の石碑がありました。
中地熊造は昭和時代の労働運動家で、全日本労働総同盟の初代会長、全日本海員組合組合長だったとのことです。
彼は筋金入りの右派であったようで、私財を捨てて共産党と対決し、戦後の海員組合再建に尽した人物だったということでした。

a070647-2026-01-22-17-00-1.jpg

中地熊造生誕の里の石碑の隣に、変わった木がありました。

a070651-2026-01-22-17-00-2.jpg

なんでしょうね、これは。
意味深です。

a070650-2026-01-22-17-00-2.jpg

c1d-2026-01-22-17-00-1.jpg

a070617-2026-01-22-17-00-1.jpg

佐伎の里・中良公園の正面に、小高い丘があります。

a070620-2026-01-22-17-00-1.jpg

「三穗神社」(みほじんじゃ)です。

a070622-2026-01-22-17-00-1.jpg

階段を登ると、境内の裏手に出ました。
こちらは裏参道ですね。

a070623-2026-01-22-17-00-1.jpg

御神木に巻き付く、藁蛇さん。

a070626-2026-01-22-17-00-1.jpg

「命あれば かやが軒端の 月もみつ 知らぬは人の 行く末のそら」
後鳥羽上皇の歌碑が置かれていました。
“人の命には限りがあるものだが、まさか粗末なかやぶきの軒端から月を見ることになろうとは。人の行く末はわからぬものだ”

a070629-2026-01-22-17-00-1.jpg

承久3年(1221年)後鳥羽上皇は、鎌倉幕府の執権・北条義時に対して挙兵したものの敗れ、隠岐へ配流されることになりました。

a070643-2026-01-22-17-00-1.jpg

上皇が大しけの中、なんとかたどり着いたのが 崎の港であり、その夜は三保神社の参籠舎で一夜を過ごすことになりました。
その時の参籠舎が粗末な茅ぶきの家だったので、先の歌を詠い、境遇を嘆いたのでした。

a070631-2026-01-22-17-00-1.jpg

港の方に下って行く道があります。

a070635-2026-01-22-17-00-2.jpg

こちら側が表参道入口になります。

a070633-2026-01-22-17-00-1.jpg

海側には、戎神社(えびすじんじゃ)がありました。

a070638-2026-01-22-17-00-2.jpg

三穗神社の祭神は「事代主命」。
美穂津姫はいません。

a070640-2026-01-22-17-00-2.jpg

由緒によれば、当社は崎区内に祀られていた、村社「三穂社」(旧号三穂大明神)と村社「住吉社」(旧号住吉大明神)、村社「西宮社」(旧号西宮大明神)を明治42年に合祀したものだということです。

a070641-2026-01-22-17-00-2.jpg

天井から下がる鈴の先には、

a070642-2026-01-22-17-00-2.jpg

橋本みっけ。

a070644-2026-01-22-17-00-2.jpg

祭りの日には賑わうのでしょうか。そこはかとない哀愁が漂う神社でした。

a070645-2026-01-22-17-00-2.jpg

コメントを残す

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください