おな神の森:常世ニ降ル花 土雲歌譚篇 番外

熊野にやって来たら、一度は歩いてみたい熊野古道。 でも、調べれば調べるほど、熊野古道を歩くのは大変そうだと感じるものです。 プチ熊野古道ウォークをあなたが楽しみたいのであれば、僕は「高野坂」(こやのざか)をお勧めします。…

丹敷戸畔の墓:常世ニ降ル花 土雲歌譚篇 番外

“花の時に花を以って祭る また 鼓吹幡旗(つづみ・ふえ・はた)を用いて歌い舞いて祭る” イザナミの御陵「花の窟神社」(はなのいわやじんじゃ)は、僕の大好きな神社のひとつです。 今回初めて気がつきましたが、「竜宮塔」なんて…

まないたさま:八雲ニ散ル花 木ノ国篇 13

------------------------- 産田神社の山奥に「まないたさん」と言われる婦人病にご利益のある祠があります。マナの泉のことと思われます。 オフロードコースですが素敵な所ですよ。 2019年9月29日/…

大馬神社:八雲ニ散ル花 木ノ国篇 12

嵯峨天皇の御宇(大同、弘仁年間)紀伊国室郡に南蛮起こり、東国の人民の伊勢、熊野参詣、また西国の人々の伊勢熊野参詣を妨げ、人々を害したので、勅命によって坂上田村丸将軍が、伊勢から熊野路へ入って賊を討ち、賊の首魁の首を地中に…

獅子巌・鬼ヶ城

三重県熊野市井戸町にある観光名所「獅子巌」(ししいわ)に行ってみました。 おおー、確かに獅子のような、鷲のような、そんな風貌です。 高さは25mあり、国の天然記念物及び名勝となっています。 獅子巌は海蝕現象、風蝕現象によ…

白川郷

白川郷に向かっていると、「白山宮」という標識が目に入ったので、立ち寄ってみました。 場所は富山県南砺市上梨。 越中白山宮、上梨白山宮などと呼ばれるようです。 奈良時代初め、泰澄大師(たいちょうだいし)が人形山の山頂に建立…

山中諏訪神社:常世ニ降ル花 豊受繊月篇 05

今回の富士山一周旅は、剗海神社も素晴らしかったですが、ここに来ることができたのが1番のご褒美でした。 いにしえから続く、我々の先祖の微かな痕跡を知った時、胸に込み上げる熱いものを感じるのです。 山梨県南都留郡山中湖村山中…

三保の松原:常世ニ降ル花 朝近残月篇 06

  「のう姫よ、愛しい私の舞姫、今一度そなたの舞を見せてくれぬか」 「三保の松原で待つと、文をいただいて驚きました。お付きの方はいらっしゃらないのですか?」 「そうじゃ、そなたに会いとうて抜けてきた。私は明日には帰路に立…

山宮浅間神社

「山宮浅間神社」(やまみやせんげんじんじゃ)に参拝しました。 山宮浅間神社は、静岡県富士宮市山宮にあり同じく富士宮市に鎮座の「富士山本宮浅間大社」の元宮として知られます。 参道脇に道祖神発見。 道祖神を見かけると、ほっこ…

人穴

建仁3年(1203年)5月26日、源頼家は伊豆国で巻狩りを催すため、鎌倉を出発した。 6月1日には伊豆国の狩場に到着し、6月3日には駿河国に場所を移すことになった。 --- 建仁3年6月3日己亥。今日の天気は晴れ。 将軍…

富士山本宮浅間大社

駿河国一宮、静岡県富士宮市鎮座の「富士山本宮浅間大社」(ふじさんほんぐうせんげんたいしゃ)を参拝してきました。 全国の浅間神社の総本社であり、富士氏が社家を担う大社です。 一の鳥居は境内入口から200mほど南下した場所に…

無戸室浅間神社(船津胎内神社)

高天原から地上に降り立ったニニギは、笠沙の御崎で、美しい乙女と出逢いました。 「君の名は!」 「コノハナサクヤヒメ」 「君を日本の頂点(富士山)に祀ってあ・げ・る。だから結婚しよう」 ちょっとイタいお年頃のニニギは、彼女…