
僕の旅は日が昇る前から日が沈むまで遊びたおすというもの。
宿は寝られればいい、といった具合で予約することがおおいのですが、今回は「どうせなら沖縄らしい宿はないか」と思いつきで探してみました。
と、その思いつきにふさわしい宿はありました。
美ら海水族館にほど近い沖縄本島中部、国頭郡本部町の瀬底島にある「一休」さんです。

瀬底島へは本島から橋を渡って行ける島。
とても小さな島です。

その瀬底島のちょうど中心あたりにある建物が「一休」。

宿?、
ん!?
そう、宿。

一休さんは、1日1組限定の、琉球古民家の一棟貸しのお宿なんです!

白い屋根はオーナーさんが度々修復を兼ねて塗り替えているよう。
かわいくて、オーナーさんのセンスの良さを感じさせます。

一休のオーナーさんは大阪から沖縄へやってこられたようで、ご夫婦、おじいさん共に、とても親切で気さくな方です。

この古民家を購入後、リフォームをしてお宿としてお貸しされていますが、そのリフォームの大部分はハンドメイドと思われます。

とても素敵な宿を贅沢に一棟貸しですが、お値段はとてもリーズナブル。
シーズンオフだと1泊五千円ほどです。

レビューでは人に教えたく無い宿とよく紹介されています。
全くその通り!
一歩足を踏み入れただけで、素敵な予感がします。

ゆったりとした琉球時間が流れていました。



建物に入ると、小さなカウンターキッチンがあります。

キッチンでは主な食器なども用意されていて、自炊することができます。

コンパクトなお風呂も素敵です。
南国らしいブルーの壁が、ロマンティック。

トイレも何気に可愛らしい。

部屋は4.5畳と6畳くらいのスペースのふた部屋。
ファミリーというよりカップル向けの間取りです。

低めの屋根に開放的な空間。
これぞ琉球家屋です。
窓を開け放てば、優しい風が室内を吹き抜けていきます。



1日ゆっくり宿で過ごすのも魅力的ですが、少し瀬底の島を散策してみましょう。

パワスポマニアの僕のアンテナに引っかかったのは、集落の少し奥気味にあった「瀬底土帝君」という建物。

土帝君とは中国の土地神のような存在です。

農耕神的側面もあるようですが、沖縄は中国文化にもずいぶん影響を受けてますね。

そして瀬底といえば「瀬底ビーチ」!

白い砂浜と透き通った青い海。

思わず裸足で駆け出しそうです。

愛を語らうにも最高のシチュエーション。

瀬底ビーチは西側にありますので、夕日も素敵なんだとか。



さて、夕暮れになりました。

沖縄は夜も長い。

お湯に浸かって一汗流します。

と風呂場にあった花を見ると、造花ではなく生花でした。
オーナーさんの心遣いが、心地よい宿です。

偲フ花様
「一休」とはまた粋ですね!
私も次に行く時は、益々仕事抜きで行きたくなりました。
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特別なサービスがあるわけでもありませんが、オーナー夫妻の心遣いが染み渡った宿です。
昼寝でもして午後を過ごす、なんてのがこの宿の本当の過ごし方かもしれません。
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時にメディアの話ですが、愕然とするばかりです。
自分自身の見聞力を磨くほかなさそうですね。
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素敵な宿ですね。
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はい、特に何があるわけでもありませんが、ゆったりとした沖縄時間を過ごせる宿です。
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何でもそうですが、ゆとりがあって、ゆったりすること、ゆったりできることがいちばん大切だと思います。
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ほんとうにそうですね、僕らが今、一番失っているものかもしれません。
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日常的に言って、時間がないので、つい、ファーストフードを求めてしまいますが、やはり、本来的に欲しいものはスローフードですね。そして、ゆっくり時間が流れ、ゆっくり食事したいものです。
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