死ぬまでに行きたい、行きているうちに行ける天界ニライカナイ。
そんなこの世の果てにある楽園「はての浜」へ行ってきました。
AM8:30
前日に予約したツアーに参加するため「泊フィッシャリーナ」へとやってきました。
昨日は曇り空で雨もぽつぽつ、今日の天気が危ぶまれます。
はての浜(はてのはま)とは、久米島沖東5kmに浮かぶ砂だけからなる3つの無人島の総称です。
久米島に近い方から「メーヌ浜」、「ナカノ浜」、「はての浜」の3つの無人島からなり、一般にツアーで上陸するのは一番面積の広い「ナカノ浜」となります。
360°エメラルドグリーンの海と真っ白な砂浜が美しく、映画のロケやPV、CMなどに使われることも。
ところでこの日予約していたツアー会社の人が、約束のAM9:00になってもやってきません。
連絡先の携帯にかけてもなしのつぶて。
これが沖縄時間というやつか、しかし時間に余裕のない僕は慌てます。
見てみると隣に別のツアー会社が。
「すみません、今から申し込むことできますか?」
「このあと10:00の便があるので乗ってください」
なんとか、はての浜に行くことができそうです。。
グラスボートに乗りこんですぐに出発。
左手に畳石のある奥武島(おうじま)がみえていました。
葬送の島「奥武島」は、おそらく島のどこかにガマ(洞窟)があり、そこで風葬がなされていたと思われます。
黄色い光に満たされたガマとは、ヤジャーガマで見た、あの金色の光のことに違いありません。
グラスボートのスピードが落とされ船底を覗くと、サンゴ礁に戯れる熱帯魚の姿が見えてきました。
ウミガメもいました。
寝起きらしく、近づいても逃げる気配がありません。
窓の外には「オーハ島」(おーはじま)が見えています。
オーハ島は「東奥武島」(あがりおうじま)とも呼ばれ、かつては100人ほど住民がいました。
しかし2003年頃には3世帯5人にまで減少し、2011年には人口1人、2015年に最後の住人が島を去り無人島となったのだそうです。
オーハ島が有名になったのは、2007年、リンゼイ・アン・ホーカーさん殺害事件の犯人「市橋達也」受刑者が3ヶ月間潜伏していた島としてこの島が報道された時でした。
「泊フィッシャリーナ」からはオーハ島へのツアー便も出ていますし、大潮の干潮時は砂州が現れて奥武島から徒歩で渡れるそうなので、興味がある人は訪ねてみるのもよいかもです。
ただしハブの大量生息地だとも言われていますが。
さて、ついに着きました。
なんという、
この、
爽 ☆ 快 ☆ 感 !
ここが天国か。
昨日までの曇り空もどこかへ消え、空が晴れわたってきました。
まるで雲のような白い砂に降り立ちます。
はての浜は何もない、砂浜だけの島。
同じ砂浜だけの島に与論島の「百合ヶ浜」がありますが、そこを訪ねなくとも思いが叶ったようです。
夏には売店も出るそうですが、基本的に何もありません。
島の真ん中に、ぽつんと簡易式のトイレがあるのみ。
しかし何もいらないのです、ここでは。
ただただ、白い砂と青い海、それに晴れた空があればいい。
漂着物もけっこうありますが、中には面白いものも流れ着くようで、それを探してみるのも良い。
僕は流れ着いたのか忘れ物なのか、ドラゴンなボールを見つけました。
また運がいいと脱皮したウミガメの甲羅を見つけることもできるそうです。
亀の甲羅は無理でしたが、こんな丸い、可愛いサンゴを発見!
楽しい♪
北側はサンゴの岩場が多く、ロケーションが悪いと書かれていましたが、
別にそんなことはなく、十分に美しい世界が広がっていました。
はての浜は想像以上に広い。
一周するのに2時間近くかかりそうです。
しかしここでの過ごし方は自由。
くまなく歩くもよし、じっと砂浜に座って海と空を眺めるもよし。
ツアーによってはシュノーケリングなども体験できるものもあるようです。
ひとつ注意点があるとすれば、それはこの日差し。
日差しを避けるものはまるでないので、たとえ冬でもUV対策は必須です。
夏なら尚のこと。
琉球王国時代、沖縄の人たちは風葬によって死者を弔っていました。
それは死者の魂は風になって、海の彼方のニライカナイに還ると考えられていたからです。
彼らの想像した死者が還るニライカナイとはこんな世界ではなかったか。
この楽園のような風景を見ていると、そう思えてなりません。
久米島仙人もおっしゃっていました。
久米島で2番目に美しい場所は「ヤジャーガマ」、1番目に美しい場所が「はての浜」と。
しかしそこで僕は、ふと大事なことに気がつきました。
今は1月、なんと久米島仙人のいうこところの「ビキニのおねえちゃん」がいません!
つまり、はての浜が久米島で最も美しい場所となるには、最重要エッセンスが欠けていたということです。
これは残念、ビキニのおねえちゃんであふれかえる頃に再度訪れなくては、死んでも死に切れないのでした。
とても綺麗。
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何もないのですが、それが素晴らしく美しい場所です。
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何もないのが素敵なのかもね。無人島とか行ってみたい!
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OOOOOHH….. ドラゴンなボールを !!!! wowow….
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Se ne raccogli altri 6 …!!!
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Ok speriamo!!!
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ウンウン!あはっ!
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気持ちが良い浜ですね。うーんため息。良いなぁ。久米仙飲んでビーチに寝たら大火傷しそうです。
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(笑)それはリアル天国に行けそうですね!
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とても素敵なサイトですね。私は始めたばかりで、消したり更新したり四苦八苦しています。早くCHRICOさんの様な素敵なサイト作成できます様に。。。
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こんにちは、Rumikoさん。
当ブログをお褒めいただき、ありがとうございます。
今はちょうど久米島シリーズでしたので、トロピカルな内容が続いていますが、僕のブログはわりと独りよがりなマニアックな内容が多いと思います。
本職が美容師なので、時間的・予算的に世界に羽ばたく、ということはできないのですが、とにかく日本中を旅できる範囲で旅し、日本の美しい景色と文化を写真で切り取れたらと休暇のたびに愛機を手に出かけてます。
老後に足腰立たなくなった時読み返して、もう一度旅した気分になれたらいいなと書いてるブログですが、Rumikoさんのお気に召していただけたなら、時々お立ち寄りください。
最初は四苦八苦するものですが、より素敵なブログになりますよう、心から応援申し上げます!
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有り難う御座います。頑張ります。
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ニライカナイ!
十数年前、雑誌で特集されてたのを見て、なんて美しい場所なんだ!(゚д゚)!って思った記憶があります。「天国に近い島」だったか「天国の海」だったか忘れましたが、そんな感じで特集されてました。しかし、本当に美しい場所。ハワイにも「天国の海」と言われる「ラニカイビーチ」があるのですが、このニライカナイも負けてませんね。日本にもこんなに美しい場所があるなんて!!そしてかわいい珊瑚!ここにいたら、心が洗われて世俗的なことはどうでもよくなりそうですね(*^^)v
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こんにちは、tabisurueiyoushiさん。
ラニカイビーチ、検索してみましたが、確かに綺麗なビーチですね!
そしてラニカイ、ニライカナイ、なんか似てますね。
はての浜は行ってみると、思ったよりも広く、砂浜というよりちょっとした砂丘といった趣です。
砂漠の中のオアシスならぬ海の中の砂漠のような。
日本にこれだけ美しい場所があるのですから、世界は本当に美しさにあふれていることでしょう。
地球に生まれただけでも幸せなことですね。
ぜひ機会があれば、はての浜に足をお運びください、お勧めします。
しかしラニカイビーチのほうが、ビキニのおねえさんはたくさんいらっしゃるようですが(笑)
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ホント、名前似てますね。「ラニカイ」はハワイ語で「ラニ」が「天国」、「カイ」が「海」なんですよ。似てるってことは何か関係があるのかな?なんて思ったり…(^.^)
ラニカイビーチも自然保護の観点から、お店もなければ、シャワーやトイレ、駐車場もない場所。近くの駐車場から約10~15分くらい歩いて行きます。ちなみに表示も何もない…。民家の裏道を通って行くので、事前に調べて行かないとたどり着かないという…(^^ゞ
はての浜、行ってみたくなりました。
ビキニのおねえさん…(^^; 確かにラニカイビーチにはいますが、多分、CHIRICOさんが想像されてるような、お姉さんはいないですよ~。みんな体格がよくて…(^^ゞ
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「ラニ」→「ニライ」、「カイ」→「カナイ」みたいな感じですかね。
同じ南国だけに、気になるところです。
体格がいいおねえさんですか、確かにそれは、ちょっとしょんぼりですね(笑)
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ホントですね。関係ありそうです(*^^)v
ラニカイビーチは現地の人が多いんですよ。現地の人が家族連れで来てますね~。観光客もいますが、やはりいろいろ施設がないから観光客は泳ぐっていうより(泳いでる人もいます)、海を見るって感じ。
ビキニのお姉さんでにぎわうのはやっぱり、ワイキキのビーチですね。綺麗な人もいますよ。そうじゃない人のが多いですが…(-_-;)
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じゃ、ワイキキビーチで!(笑)
いや、本当は人混みが苦手なのでラニカイビーチに行ってみたいです!本当ですよ。
昔は泳ぐの得意だったんですけどね、もう今は丘専門で。
なにせ裸体を晒すのはためらうお年頃なので、腹部的に。。
ハワイは昔行ったことありますが、改めて今行くとまた違った良さを感じるんでしょうね。
個人的には火山が噴火してるやつ見てみたいです。
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ははは…、そうでしたか…(^^ゞ
でも、今はラッシュガードありますから(^.^) 日本人は着てる人多いですよ(^^)/
うちの旦那も父親も着てますよ(^^ゞ 私や母親はラッシュガードだけでなく、ラッシュトレンカも履いて、全身覆ってます。それでサングラスして帽子被って海に入ってたら「お姉さん、太陽嫌いですか?」って現地の人に日本語で聞かれました(^^; でも、アメリカ人でもラッシュガードやトレンカが欲しい人もいるらしく、「どこで買ったの?」ってよく聞かれます。「日本で」というと「あぁ~」って残念そうに言われます(^^;
ラニカイビーチは本当に綺麗ですよ。絶対おすすめです。
私達は裸足で歩いただけですが、そういう人も多いです。
火山の噴火はハワイ島ですね。実はハワイ島には行ったことないんですよ。オアフ島専門で…(^^ゞ 行った人から聞くと、すごい迫力だそうです。一度は…とは思いますが、なかなか…(^^;
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ラッシュガードなるものがあるのですね!
検索してみると、なかなかスタイリッシュ、これなら僕も似非うみんちゅくらいにはなれそうです。
1着買っとこうかな。
一口にハワイと言っても様々ですね。
行けるのは引退後でしょうか。
鳥取にある日本のハワイ(羽合)には行きましたけどね。
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ラッシュガード、体形隠しなら大丈夫ですが(すいません”(-“”-)”)UV効果が2~3年で消えるそうです。メーカーがそう言ってるので、売りたいだけなのかもしれないですが…(^^;
CHIRICOさんはいろいろ海岸とかも行かれるので、いいかもしれないですね(^^)/
引退後にハワイを目標に仕事するのも励みになりますね(^.^)
日本のハワイには行ったことないです…(+_+)
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いやいや体型隠し、そこ重要です!
日本のハワイは、まあ、ネタですので(笑)
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重要でしたか(^^ゞ
ネタでも興味あるんですよ~。鳥取に行ったことがないので。砂丘と共に、行きたいリストです(*^^)v
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綺麗なところですね!初めて知りました!天国ですよと言われたら信じます。日本とは思えないですね!
島の滞在時間はどれくらいなんですか?
行ってみたいなぁ。
ビキニのお姉さんがいない季節の方が絵になっていいような(笑)
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Tyakuraさん、コメントありがとうございます!
僕の場合、滞在時間は1時間強と言ったところでした。
最初の予約ツアー会社が予定通り連れて行ってくれていたら、あと1時間はゆっくり過ごせたでしょうに。。
今はシーズンオフなので、1〜2時間コースが主流のようです。
往復の時間が合わせてプラス1時間です。
このコースでどのツアー会社もだいたい3500円くらいでした。
春のシーズンからは半日コース、1日コースとあるようです。
飛行機の乗り継ぎはありますが、福岡からですと意外と簡単に行けます、久米島。
久米島空港から主要リゾートのイーフビーチは、ちょうど島の反対側ですが、片道30~40分程度です。
イーフビーチと泊フィッシャリーナは歩いてもいけるくらい。
各ホテルからは送迎もあります。
1番の懸念事項は天候と日焼け対策ですね。
晴天でなくては海の青さも残念なことになりますし、日が照ると想像以上の紫外線を浴びることになります。
夏場は全身水ぶくれになって病院に運ばれることもあるそうです。
ビキニのおねえさんは、まあ、男性と久米島仙人のしがない妄想の天国ってことでご了承くださいませ(笑)
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