
ドナ ドナ ドナ ドナ 桐彦を乗せて
ドナ ドナ ドナ ドナ リフトがゆれる~♪

フッ、また来ちまったぜ。
というわけで、徳島県三好市東祖谷にある「剣山」(つるぎさん)再登拝です。

しかし今回はこちら、渾身の『行者コース』!
出雲散家に負けぬ我が修練のほどを、とくと見よ。

少しガスっていますが、紅葉と、その先に見える次郎笈(じろうぎゅう)さんが美しい。

まずは行者コース分岐点の「刀掛けの松」へやってきました。
結構登りましたよ、ここまで。

屋島の合戦に敗れた平家と安徳天皇は、源氏滅亡を祈願するため、剣山の頂上磐座に宝剣を納めたという伝説があります。
安徳帝が剣山に登る途中、汗だくで宝剣持ち続けている従者を気遣って、ここの松に宝剣を掛けて汗をぬぐうように言ったと伝えられます。

ここから、一旦山頂から目を背けて、左手へ歩みます。

「鶴の舞」を目指しましょう。

どんどん降るよ~。

イヤよ、せっかく登ったのに、そんなに降りたくないわっ!

更には、えっ?これ道?

そういや、そんなことがあったね…

トニカク・コワスギ・クライシス。バランスを崩さぬよう、慎重に歩きます。

あと20m。

しかしこの道ですよ、コワ~。

おお、

おおお、

おー、つるの舞、っていうか龍神ですか、これは!

しかもこの辺がサイノカミっぽい。

マップには、ここから降りるルートがありましたが、無理バイ。
一旦引き返します。



常世へ続くかのような、あの砂利の細道を再び通って少し戻ってきました。

ここからさらに下の道に入っていきます。

さっきよりはマシな道、

なのかな?

有名なキレンゲショウマさんは、この辺に咲くようです。

キレンゲショウマさんはこんな花。

しばらく歩いていると、でかい岩が目立ち始めました。

多分この辺に古劔神社があるはずですが、潰れちゃってるのかな。
岩の頂部に、先程のつるの舞があるはずです。

先に何かあります。

これは「蟻の塔渡り」。

ほっそーい岩の隙間を渡ると、

岩の穴があります。

これは「胎内くぐり」のようです。
ちなみにこの辺りの岩の周囲は断崖絶壁ですよ~。

胎内はくぐらず、もと来た道を戻って「三十五社」へ。

白石の岩の上に山神が祀られています。

この先に胎内くぐりの出口があるようですが、

そこの岩が犬さんみたいに見えます。

まだまだ降ります。

山頂を目指しているのはずなのに、不安になるほど降ります。

なんかチープな小屋がありましたが、

これが「両劔神社」のようです。

後ろの岩が御神体なんやね。
なるほど、2枚の岩に見えるから両劔でしょうか。

さて、

ここから、

地獄の始まりです。

登るよ~、降りた分、どんどん登るよ~。

すると、なんといやらしい崖が現れました。

行者コース最大の難所、鎖場デス☆

「おくさり」さんの先には、「不動の岩屋」がありましたが、鎖を見ると興奮する性癖の僕は、すっかり失念してしまいました。
こまつさんと言う方の動画がありました。
そこは狭く真っ暗な洞窟で、中に小さな滝とお不動さんが祀られているそうですが、まあ行っていたとしても僕は洞窟内にまでは入らなかったでしょう。
久米島仙人師匠なしではね。

ともかく登ります。

出雲~

散家~!
愛機を死守しつつ、体を岩に擦らせながら登ります。

なんとか「おくさり」を登り終えましたが、上から見ても壮絶☆
そしてそんな輪っかだけで吊るしとったんかい。

これで終わりと思うじゃん。

こんどは岩をよじ登るよ~。

いやもうムリ、桐彦ライフはゼロよ。

秋の剣山は美しいけど、景色を楽しむ余裕はもはや僕にはありません。

ついに行者コースは抜けましたが、残りの登山道を登る元気も尽きました。

そして山頂はまたしてもガスまみれ。

それでもなんとか、登頂を果たしたのでした。

🐥両劒神社🪭見事なボロ物置小屋🐤🍡
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トラブル時の簡易避難小屋の機能もあるのだと思います。
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🐥😭最低限の装備しか無いで(ただのぬのきれ)
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まあ、雨はしのげそう
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