あ”~~~~~~~~~~
あれかー。。
島根県雲南市大東町東阿用の山中に鎮座するという、「塩竈神社」(しおがまじんじゃ)に来ましたYO☆
Googleマップを頼りに現地まで来たのですが、すぐにはその場所が分かりませんでした。
民家の間の道を、登っていきます。
塩竈神社を僕に勧めてくれたのは、静之窟の塩姫・momojiさんと、出雲の神フェティシスト・大野さんのお二人でした。
この二人の島根天女さんには、邇幣姫神社でも大変お世話になりました。感謝、感謝。
さて、見えてきましたよ、
要塞の様な磐座が。。。
今回ご紹介いただいたこの聖地、お部屋はワンルームですが、なんと憧れのテラス付きです。
まあ、これで私も、セレブリティライフが送れるのね♪
ただ一つ難点が。
こちら、入口が少々狭いのです。
これは、お年頃の私のお腹には、ちょっと厳しいかもしれませんわ!
まあ、試してみましょう。
ぐぬぬ、こすれ・・・る。
ぽ~ん。。
なんとか入れました。
見晴らしが素敵っ♪
そして風の心地よいこと。
とても気に入りましたが、僕がここに住み込んでしまうと、神様は少々窮屈になりそうです。
こちらの祭神は、塩竈神社だけに「塩土老翁神」(しおつちのおじのかみ)になるそうです。
しかしどうもこの神さんは、宮城の陸奥国一之宮「鹽竈神社」から分霊されたもののようで、本来の祭神はクナト大神になるみたいですね。
どうみたってサイノカミの磐座ですもんね、ここは。
しかし塩土老翁は10代少名彦(?)の「塩冶彦/鹽冶毘古能」(やむやひこ)のことであろうと推察しますので、 祭神として間違いはありません。たぶん。
『出雲国風土記』には「阿用」の由来として、少し不気味な話を伝えています。
「阿用郷。大原郡の郡衙から東南に十三里八十歩の所に位置する。古老の言い伝えでは、昔、ある人がここで山田を耕作して(もしくは煙を立てて)守っていた。その時、目一つの鬼が来て、耕作をしていた人の男を食った。その男の父母は竹原の中に隠れ籠り身をひそめていたが、竹の葉がかすかに揺れ動いたため、それを見た鬼に食われている男は”動動(あよ、あよ)”と言った。だから阿欲と名付けられた。後に神亀三年(726年)に郷名を”阿用”と改めた」
この話をどう解釈したらよいのでしょうか。耕作人の息子が、一つ目の鬼に食われたって言うんですからね。
一つ目の鬼とは、製鉄に関するものだというのは想像がつきます。
阿用郷はかつて、良質な刀剣を鍛える上で重要なモリブデンの日本一の産出量を誇っていたそうですから、鉄を奪い合う争いがあったということなのでしょうか。
モリブデンは美容師のハサミにも必須なものですが、はてさて、高温・摩擦に非常に強い耐性があるこの素材を、古代出雲人が加工できたのかどうか。
ともあれ、そろそろまたあの産道を通って、オギャアと生まれ変わらなければならないのです、僕は。
したたかお腹をこすり、無事出産を終えた僕は、磐座の上部を見上げました。すると、そこには天目一箇の鬼のような岩が、僕を見つめ返しています。
これはやっぱり、人工的に積み上げているよね。
そして帰り道も、ちょっと気になる岩屋を見つけたのでした。
姫という柄でもなく恐縮ですが(^^;
いつの間にか、
島根編が増えていて嬉しいです☆
塩竈神社にも
お参りされたのですねー(*^^*)
師匠と伺う予定が、
未だ果たせておりませんでした。
キリコさんの詳細な記事に、
やはりここは是非
訪れたい場所と感じました。
もう少し涼しくなって、
蚊とアブに
襲われなくなってから…f(^^;
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momojiさん、こんばんは♪
お盆は白山登山の予定でしたが、あいにくの7号到来で、急遽出雲旅に変更しました。
お隣鳥取は大変な感じでしたが、島根はそこまで大したことなかったですね。
今回2泊3日だったので、かなり回ることができました。何度来ても良いとこね、島根は♪
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