
壱岐グルメといえば「うに丼」です。本来は地元メシなら炊き込みの「うに飯」になるのでしょうが、やはり「生うに丼」が食べたいっ!

しかし2017年に食べた時の写真がこちら。お値段はさほど変わらないと思いますが、時代の流れでしょうか、経年の世知辛さを薬味に、美味しくいただいてまいりました。

ちなみに壱岐は海の幸ばかりでなく、壱岐牛というブランド牛ちゃんがいらっしゃいます。僕はよく、帰りのフェリー待ちでステーキ丼をいただくのですが、お値段手頃で大満足です。

さて、壱岐はレジャーあり、パワスポあり、グルメありと、玄界灘の宝箱のような島ですが、なんとゴイスーな温泉もあるのです。ゴイスー。

それは「湯ノ本温泉」と呼ばれています。

何がゴイスーかというと、神功皇后の二韓征伐(三韓征伐は間違った歴史認識)で壱岐に立ち寄った際、湯ノ本の路傍に湧き出る温泉を皇子(応神天皇)誕生の産湯に使われたという伝説が残されており、子宝の湯としても知られているのだそうです。

「あれ?応神天皇は博多に戻って、宇美八幡宮で生まれたんじゃなかったっけ?」なんてヤボなことは言わないでおきましょう。
なんせ、湯ノ本温泉郷の湯は、療養規定値約15倍の高濃度温泉で、すべての温泉施設が自家源泉・源泉かけ流しと、贅沢に温泉を堪能できるのです。
しかも湯本地区は子沢山の家庭も多いとのことで、ご利益は確定的じゃないですか!

ということで、僕もご利益を求めて、奥壱岐の千年湯「平山旅館」さんにお邪魔しました。
平山旅館さんは日帰り湯も受け付けてくださっております。

今回2度目の利用となりますが、平山温泉さんは、数ある湯ノ本温泉の中でも、旧湯(ふるゆ)と呼ばれており、湯ノ本温泉発祥と言われています。

ここの湯は、湧き出てくるときは透明で、空気に触れたとたん含まれている鉄分が酸化して赤くなるのだそうです。
やや熱めの湯に浸かると、ふぅ、とろける。
海が近いこともあって、しょっぱい温泉です。どのくらいしょっぱいかというと、初恋で失恋した時に流した涙くらいのしょっぱさです。

淡い思い出とともに素晴らしい霊泉が体に染み込みます。夫婦円満・子孫繁栄、我がアメノハバキリに霊氣が満ちて来るのを感じつつ、古代からの湯の神への儀礼の一つ、柏手の原型と云われる「お風呂上がりにタオルでパーン」音を、天に向かって響かせるのでした。

🐥素晴らしい温泉ですな。まるでジジババが湯から湧き上がってくるような🐤(薬効とか知りたいわ🐣)
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薬効は夫婦円満・子沢山です☆
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🐥それはジジババの”孫欲しい”怨念なのか?
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