
「この隅田川の桜はとてもきれいですが、少し寂しいですわ。正雪さまの願いが叶いましたら、ここをたくさんの桜で埋めてくださいませんか。春になれば、皆の笑顔が集まりますように」
「ああその時は、私はここに千本の桜を植えよう。約束だ朝近、そしてお前にこそ、一番の幸せな笑顔を私に見せて欲しい」
「うふふ」
朝近は少し身をかがめ、嬉しそうに笑う。そんな彼女が愛しくなり、私も身をかがめ、柔らかな唇に深い口づけをした。


東京にやってきました。

休日の人混みをきらう僕がなぜ東京にやってきたかと言うと、

隅田川の桜を見るためです。

正確には由比正雪と、ぼっち・ざ・ろっくの聖地巡礼をするためです。

僕の次作の印象的なシーンのひとつに、隅田川の桜のシーンがあります。
なので一度本物を見ておこうと早々と予定を立てていたのですが、

まさか福岡より先に開花するとは思っていなかったよ、東京さん。
桜はすっかり諦めていましたが、かろうじて隅田の桜は僕を待っていてくれました。
ああ、なんて穏やかな日。疲れた心に、春の眩しさが沁み入ります。



花も良いけど、花より団子。

日も暮れたので、お客様に教えていただいた「一文」さんに伺います。

「へ、へい、大将やってる?」

一文さんは人気店です。いつもはひとりなので、と余裕ぶっかます僕ですが、あらかじめ予約しておいて正解でした。
僕の前に来た男性一人客は、席が埋まっていたのか、すごすごと退散しておりましたので。

とりあえず牛すじ煮込みをいただきました。
これとつくねの評判がよろしかったのですが、つくねはまあ、博多でもそこそこのものをいただけますので。

そして真打登場!
『ねぎま!』ですな。

有機江戸前野菜とともにご降臨なされたるは、まぐろの「かまとろ」ですわ。

ぐつぐつして~

ゆずごしょうや刻みわさびをちょいっとのっせて~

いただきます♪
うまし!

昔はこんな旨いかまとろ、捨てちゃっていたそうですよ。

そして〆にうどん。

旨くないはずがない!

ほほうなるほど、納得。

さてせっかくなので、腹ごなしに夜桜ウォーキンします。

夜の桜も良いね、良いね。

純真な乙女も、夜には妖艶に変化します。

さて、正雪はここで、朝近ちゃんタソに約束をします。
それは束の間の夢のような、小さな幸せの時間。

しかし花というものは、指先からこぼれるように、はらはらと散るものです。
今宵の隅田の桜のように。

料理美味しそうですね。
そして夜景が綺麗だ~。
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桜が待っていてくれたので、良い夜となりました♪
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浅草・隅田川も風情があっていいですよね。特に桜の季節は!!
写真がどれも素敵で、見習わなければ!!と反省しました苦笑
ねぎま!マグロは鉄分が多いので火を通すのが難しい食材ですが、かまとろの部分は良い感じに脂が乗っているのでこういう食べ方が合うのでしょうね♪ マグロのカマ大好きです!!
前菜から、お新香まで、美しい盛り付けと鮮やかな色。ちょっと特別な時に行ってみたいと思います☆
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ねぎまはすき焼きに近い感じでした。マグロって生臭くないのかと思いましたが、実際はとても美味しかったです。
昼間の写真は愛機で撮ってますが、単焦点レンズでボケを出しています。
夜景はiPhoneです。最近のスマホカメラも本当に綺麗に撮れますね♪
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🐥😭不味そう…
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喰ってから言いなべイベ😎
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喰ったら不味い🐥😭不味いよぉ〜
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