ヒ☆バ☆ヒバゴンっ☆
そうだ!ヒバゴンに逢いに行こう♪
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ヒバゴンは、日本に生息すると言われている、類人猿型の未確認動物のひとつ。1970年代に、広島県比婆郡西城町油木・比婆郡比和町・庄原市(現在は全域が庄原市)の中国山地にある比婆山連峰において目撃された。
ヒバゴンの名称は比婆山(ひばやま)からきている。中国新聞庄原市局長の宮尾英夫が命名した。2020年に比婆山で発見された昆虫ハネカクシの新種は発見者の庄原市職員で比和支所勤務の千田喜博によって「ラトロビウム ヒバゴン」命名され日本昆虫分類学会に認定された。
特徴
• 類人猿型であり、二足歩行が可能である。
• 体中が黒もしくは濃い茶色の毛で覆われている。
• 尻の左半分の毛が白がかっている。またサルのようなタコ(尻の毛の生えていない部分)が無かったという。
• 顔は逆三角形と報告されている。
• 目はギョロ目で大きくつりあがっている。
• 背丈は1.5m程度と小柄な大人くらい。ずんぐりむっくりしている。
• 体格から推定される体重は85kg程度。
• 足のサイズは27cm程度。
• 目撃された個体は単一らしく、片足を引きずっていた。
• 歩く際に、鳴き声と思われる音を発する事がある。
• イルカのような鳴き声
~ Wikipedia より
かつてまだ僕が麗しき青年だった頃、日本ピラミッド「葦嶽山」の山中で全裸のおっさんに追いかけられたことがあったが、果たしてあれがヒバゴンだったのだろうか!?
ともあれ、今回の目的地はヒバゴンのメッカ、広島県最北の庄原市西城町の奥にある比婆山。
さらに申し上げるなら、今回の目的はヒバゴンとは関係ない。
なぜなら、もう全裸のおっさんに追いかけ回されるのはこりごりだからだ!
「比婆山」(ひばやま)とは、日本神話においてイザナミが葬られたと記される地のこととされています。
今回の目的地はこの比婆山の御陵。
イザナミの御陵は他に、和歌山の「花の窟」など各地にありますが、比婆山と呼ばれる場所は当地の他に島根県安来市にもあります。
古事記には「かれその神避りし伊邪那美の神は、出雲の国と伯伎の国の堺、比婆の山に葬りき」と記されており、安来市の比婆山の方が有力視されていますが、僕は庄原市のお隣、三次市に深い縁があり、この西城の比婆山こそ本物だと信じて疑わないのです。
とはいえ、富家伝承を知った今の僕には、比婆山神話自体が作り話であるという事実を認めているのですが。
でも、たまには神話の世界にどっぷり浸ってもいいじゃない、ってことで車を走らせます。
道中「不寒原」(ひえんばら)という場所を通過しました。
のどかな景色が広がっています。
比婆地区の冬は大変雪が深く寒くなるので、イザナミが冬でも割合暖かいこの場所に宮を造り、不寒原と呼んだのだそうです。
ほっこりとした気分でそのまま進んでいると、いきなりデンジャラスゾーン突入です!
「走行注意レベル4」、なにそれ、そんなの聞いたことがない!!
迫り来るトラッピングなロードをクリエイティブなハンドリングでキリコ号をコントロールし、ようなく目的のパーキングに到着しました。
比婆山御陵へ至る方法はいくつかありますが、今回はこの立鳥帽子駐車場からスタートします。
って、熊でるんか~い。。
全裸のおっさんに追いかけられるのと、熊に追いかけられるのと、おいおいどっちも絶望的やないかい。
看板右手の道の先は竜王山に続き、それを降ると里宮の熊野神社に至ります。
左手に見える山が立烏帽子山。
この山から池の段を経由して比婆山御陵に至るというのが今回のミッション。
おお、山頂には福岡ではすでに散ってしまった山桜が満開ではないか!
これはワクワクが止まりません。
登山道に入ってすぐに分かれ道。
直接御陵を目指せば2.5kmですが、せっかくなので立烏帽子方面へ足を向けます。
心地よい風が吹きます。
風と共に桜吹雪が舞い落ちます。
舞い落ち..バチバチバチっ..
痛っ!!
痛い痛い、なんで桜吹雪が僕を攻撃してくるのか。。
ふと足元を見ると、氷の粒が。
上を見上げると、
じゅひょーっ!
なんと樹氷ではないか!
福岡では初夏に迫る陽気だったので油断してました。
ここは広島県北、比婆西城なのです。
山桜と思っていたのは、樹氷でした。
いや美しいけども、寒っ!
うっすいカーディガン一枚しか羽織ってこなかった浅はかさを呪います。
あっという間に山頂。
比婆山連峰最高峰です。
しかし神よ、
貴方はなんという景色を僕に見せてくれるのか。
三次に住んでいた頃からいつも、ここの女神は自然の厳しさと美しさを、僕に魅せてくれるのです。
べ、べつにアンタのために見せてんじゃないからねっ。。
このツンデレめ。
立烏帽子山山頂から反対側に降っていくと、何か見えます。
これは何かしらの石碑か、遥拝所かと思っていたら
単なる朽ちた看板の柱でした。
地味にキツい、この坂道の先が
先が、、
「池の段」でした、ひゃっほー♪
来た道を振り返れば、立烏帽子山が見えます。
360°展望が素晴らしい池の段ですが、何ゆえ池の段なのか?
池などどこにも見当たらないのですが。
ここから90°に折れて比婆山を目指します。
降りて登ったあの先が比婆山でしょうか、道は遠いのでした。
樹氷!! 花にしか見えませんw
自然の造形の美しさですね。
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青空にキラキラ光る樹氷が本当に綺麗でした。
ただ寒くて寒くて(笑)
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確かに。氷があるんですものね笑
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