御代神社:伝・八岐大蛇(11)

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島根県雲南市加茂町に鎮座の「御代神社」(みしろじんじゃ)に立ち寄りました。

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素戔嗚尊が八岐大蛇を退治した際に、その尾が地に落ちた場所が三代だと伝えられます。

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つまり、三種の神器の一つ「天叢雲剱」(あめのむらくものつるぎ)が世に顕現したのがこの場所ということ。
ん?

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確か前も、そんな場所に行った記憶があります。

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当社は斐伊川(ひいかわ)の氾濫により、現在地に遷座しており、「尾留大明神」(おとめだいみょうじん)と称されていたそうです。
あ~っ、行った行った、尾留大明神旧社地

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ここが遷座地やったんね、なるほど。

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境内社には、「貴布禰神社」や「稲荷神社」がありますが、

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一際高く石が積まれた小社がひとつ。
「高麻神社」(たかさじんじゃ)で、祭神は「青幡佐久佐日子命」(あおはたさくさひこのみこと)だそうです。
あおはた・さくさ・ひこ。。。
ああ、サクサ!

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青幡佐久佐日子は、『出雲国風土記』によると、スサノオとクシナダヒメの子であり、八重垣神社宮司の始祖であると言われている人でした。
現在87代目でしたっけ。

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僕の中では、出雲大社と八重垣神社は、観光神社だと思っていましたが、後者は何か秘めたるものがあるのかもしれません。
八重垣神社は玉造と岩盤が一緒で、玉造と同じ水が湧いている聖地だそうです。そしてサクサ家は、妾あつかいされていることに、非常に遺憾に感じておられるとのこと。
でもスサノオ=徐福の妃はクシナダヒメではないからねぇ。
ああでも、スサノオ=菅之八耳王だとすると、稲田姫との間に生まれた子の中に、青幡佐久佐日子がいたっていうのだったら、ちょっとセンセーショナルかもね。
菅之八耳王の子、八島兄弟は、それぞれ富家・郷戸家になるわけですが、それとは別の、菅之八耳王の妾筋に佐草家がいるってことになるのでしょうか、どうかな。
青幡佐久佐日子の出生については、『出雲国風土記』にのみ記されることなので、菅之八耳王の本妻の子ではなく、王家にはなれなかったということなのでしょうか。

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御代神社本殿の背後は、古札納付所でしょうか。しかしギョッとする雰囲気がありました。めちゃ怖い。

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八岐大蛇に呼ばれて、ちょっと面白いものを見つけた、神社でした。

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4件のコメント 追加

  1. 不明 のアバター 匿名 より:

    やっとドラッグの内容が確認できました

    iPhoneだとひと工夫要りますね

    うーむ、太田氏のようにそういう気概があっての事かも知れませんね

    いいね: 1人

    1. 五条 桐彦 のアバター 五条 桐彦 より:

      確認していただけましたか😁
      まあ、ひとつの伝承という事です。

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  2. 不明 のアバター narisawa110 より:

    旧影の上官家であるサクサ氏
    代数が87代目であり、籠神社や物部氏と同じ代数
    割り算してもちょっと変で
    皇室のみ120代

    やっぱり他の旧家も記紀服属で代数減らされているとしか思えません

    いいね: 1人

    1. 五条 桐彦 のアバター 五条 桐彦 より:

      僕はいまいち数字に疎いのですが、それでも数が合わないのは見てわかりますね。
      代数を減らす意味はあるのでしょうかね。記紀に正当性を持たせるため?

      サクサ家では、ちょっとした話を伺っております。
      空白のところをドラッグしてみてください😊

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