
大阪府岸和田市摩湯町に「淡路神社」(あわじじんじゃ)が鎮座しています。

こちらは、大阪府道223号三林岡山線側の境内入口。

当社は延喜式神明帳に記載されている古社であるものの、創建・由緒は詳らかではなく、大阪になぜ淡路?というミステリアスな神社となっています。

社殿の造りも変わっており、お屋敷か!?っていう白い塀で囲まれていました。

伝承としては、45代聖武天皇の皇女「不破内親王」が、子の氷上川継の謀反計画の連座によって淡路島に配流され、延暦14年(795年)に淡路より当地に移り住まわれた際に「伊弉諾神宮」より分祀したと云われています。

永正14年(1517年)に社殿が改築されており、その時、菅原道真が合祀されました。
よって、現在の祭神は「伊佐奈岐命」「菅原道真」となっています。

当社は北緯34度27分46秒、東経135度26分10秒に位置し、伊弉諾神宮と伊勢神宮を結ぶ線上に祭祀されているとの説もあるそうです。
当地のほど近い場所に墳丘長約200mの巨大な前方後円墳「摩湯山古墳」があり、不破内親王の墓だとも伝えられます。
しかしこの古墳は四世紀後半に築造されたと考えられており、それでは時代が合いません。
当地を支配した首長の古墳だと考える方が自然ではありますが、淡路島には前方後円墳が今のところ確認されておらず、当社との関連性を決定づけるものとは至らぬようです。

ということで、何もわからないままの参拝ではありましたが、B師匠によれば、淡路神社の付近には、ちょっと気になる神社がいくつかあるのだということでした。

narisawa110
最近ご紹介の神社にも婦人病関連の神社がありましたね。
淡島神スクナビコナ。
線上にあるのであればカムロギの祈りの拠点にも見えますので、確かに気になる存在でありますね。
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なるほど、アワシマと見る線もありますね🤔
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