ダンノダイラ(もう一つの磐座):八雲ニ散ル花 出雲屋敷篇 番外

投稿日:

og-2024-11-21-08-15.jpg

ダンダダンノダイラに行ってきました。
餃子屋さん、福岡にもあるので今度行ってみよう。おいしそ♪

b180090-2024-11-21-08-15.jpg

で、久しぶりに奥不動まで車走らせたのですが、やっぱ林道、激こわ。
生きた心地がしませんわ、くわばら、くわばら。

b180048-2024-11-21-08-15.jpg

今回再びダンノダイラを訪れたのは、出芽のSUETSUGUさんと約束しちゃってましたからね。
エスコートです。

b180054-2024-11-21-08-15.jpg

どのみちダンノダイラには、確認したいことがあって、もう一度行きたいと思っていました。
一人で行くのは怖かったので、ちょうど良かったです。

b180058-2024-11-21-08-15.jpg

ダンノダイラは鬱蒼としてて、日が差していると心地よさもありますが、陰ると一気に雰囲気増すからね、コワイんよ、ほんと。

b180059-2024-11-21-08-15.jpg

それで以前来た時よりも、しめ縄の貼られた場所などが増えていました。
聖地を守ってある方々がいらっしゃるのを感じますね。

b180061-2024-11-21-08-15.jpg

この石なんかは正面から見ると、丸くて卵のようですが、

b180065-2024-11-21-08-15.jpg

横から見ると、爬虫類的な何かが土中から顔出してるように見えます。

b180063-2024-11-21-08-15.jpg

お分かりですか?
吊り目に目玉まであって、首には鱗があります。

b180068-2024-11-21-08-15.jpg

で、一番奥の、巨大な磐座さまのご登場ですが、お連れしたお二人が叫ばれます。

b180070-2024-11-21-08-15.jpg

「サルタヒコーつ!!」
ああ、確かに。
ダルマのようなフォルムに、長く伸びたお鼻。そう思うと、サルタヒコにしか見せませんな。

b180078-2024-11-21-08-15.jpg

そんでサルタヒコ岩の上部には、割れて女神岩のようになった磐座もあります。

b180079-2024-11-21-08-15.jpg

石英の白蛇様もいらっしゃいました。

b180085-2024-11-21-08-15.jpg

サルタヒコの磐座を下から見上げると、法衣を纏ったダルマさんのようです。

b180088-2024-11-21-08-15.jpg

こんな面白い岩を見つけたら、そりゃ祀っちゃいますよね、出雲族さんも。

b180053-2024-11-21-08-15.jpg

今回の僕はエスコート役なので、主役はレディお二人にお譲りしています。
ダンノダイラの詳細は、先の記事でご確認ください。
でも奥不動からダンノダイラに向かう途中の、枝分かれた道の先、

pb180051-2024-11-21-08-15.jpg

たまたまたどり着いたその場所には興奮しました。

b180036-2024-11-21-08-15.jpg

門番のように重く鎮座する岩。

b180037-2024-11-21-08-15.jpg

奥の聖域を守っているかのようです。

b180042-2024-11-21-08-15.jpg

そして、倒木などで全体像が掴みにくいですが、かなりの密度を内包した、重なる巨石の磐座。
奥不動の上にもう一つの磐座があるという情報を聞いて気になっていた、今回の僕の目的地が、多分これです。

b180039-2024-11-21-08-15.jpg

平に削られて重ねられた磐座は、自然にできたものか、人の手によるものか。

b180040-2024-11-21-08-15.jpg

ただ何となくではありますが、ここは出雲族の埋め墓だったのではないかと感じました。
だとしたら神聖な場所です。鎮まる御魂を騒がせる行為には、慎重に。

b180044-2024-11-21-08-15.jpg

出芽のSUETSUGUりんは、この磐座とサルタヒコの磐座が対になって繋がっている気がするとおっしゃってましたが、この質量感、確かに僕もそんな気がします。
やあ、いいもの見れたな。
これだから、旅はやめられないのダンダダンノダイラ~♪

b180046-2024-11-21-08-15.jpg

c1d-2024-11-21-08-15.jpg

b180091-2024-11-21-08-15.jpg

せっかくなので、お二人を「白石の神域」にお連れしました。
高山神社の御神体で、龍神が棲まうという「靇山池」(りょうさんいけ)の紅葉が美しい。キュン。

b180093-2024-11-21-08-15.jpg

当地は、大和の出雲村の人々が雨乞いを祈ったという聖域。
ダンノダイラから白石の神域にかけては、三つの湧水池があったそうで、靇山池はその一つになります。他の二つは、ダンノダイラの湧水沼(すでに枯れているらしい)と白石の神域奥の「水神坐沼社」になります。

b180094-2024-11-21-08-15.jpg

白石の神域に到着。
スピ系の人にわちゃわちゃされ、手前には無骨なフェンスが置かれたりしてますが、仕方がない。
人は脇役であることを弁えなければなりません。
時代を経ても、膝をつき、月明かりに照らされる中で祈りを捧げる麗しき豊姫の姿を、瞼の裏に見ることができるのは、謙虚な人の特権です。
スピればスピルほど辿り着けない境地。謙虚でなければ、ハイレない世界が、そこにあるのでした。

ちなみにダンノダイラから白石の神域を山歩きしたい方は、我らがnarisawaさんのヤマレコをご参照ください。
僕とnarisawaさんの出会いの記録でもありますw(rarisawaさんの「出雲ファンに贈る」シリーズは必見ですよ)

出雲ファンに贈る③ 奈良ダンノダイラ 御朱印有 三諸は美母呂?

b180095-2024-11-21-08-15.jpg

4件のコメント 追加

  1. 不明 のアバター 匿名 より:

    久しぶりに拝見させて貰いました、ダンノダイラに行ったことがある人も知らない場所だと思います、ちょっと離れた水神社とか白い石が敷きつめられた場も含めて穴師坐関係の人が祀ってるのかな!?笠山荒神社近くの蕎麦屋の駐車場、蕎麦屋を正面に見て後ろが笠山荒神社さん、左手が蕎麦屋駐車場、その駐車場の左側奥に人知れず、倭姫のお墓があります。この辺りが倭笠縫邑だったかもね。倭姫姫のお墓ですが、木内鶴彦さんが過去の記憶で、この辺りに倭姫姫のお墓があったはず・・・と探してたら打ち捨てられた石碑や墓石らしき立石が草茫々の中にあったそうです!それを見た木内さんが蕎麦屋の人に「あれは失礼でしょう!」云々、言ったら次に来た時は綺麗にお宮も建てられた再建されたそうです。私もここに訪れたら、場所がイマイチ分からなかったのですが、不思議な事に黒揚羽が頭の上を一周し、案内してくれてお宮にたどり着きました。本物のようです、感覚ですが。以前、コメントした天穂赤熟です。

    いいね

    1. 五条 桐彦 のアバター 五条 桐彦 より:

      天穂赤熟さん、こんにちは。
      そうでした、天穂赤熟さんにいただいた情報でした。ありがとうございます。
      ダンノダイラは保存会の方が尽力されているようで水神社、白石の神域は、笠山荒神社が今は管理をなさっているそうです。

      笠山そばさんの奥にあるヤマトヒメ社はお墓だと伝えられているのですね。富家に伝わるところでは、ヤマトヒメのお墓は、箸墓古墳だとのことでした。
      しかし笠山そばさんの奥の社も、名のある媛巫女のお墓なのかもしれません。

      いいね

  2. 出芽のSUETSUGU のアバター 出芽のSUETSUGU より:

    ダンノダイラ、連れてってくれて

    ダンダンね〜🎶

    奈良の源郷、出雲を感じたのダンダダンダン。

    いいね: 1人

    1. 五条 桐彦 のアバター 五条 桐彦 より:

      だんだだんだん、出芽のSUETSUGUさんも染まってきてるんダンダダン☆

      いいね

匿名 への返信 コメントをキャンセル

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください