
島根県松江市美保関(みほのせき)に鎮座する「美保神社」(みほじんじゃ)。

その飛地境内である「地之御前」(ちのごぜん)、「沖之御前」(おきのごぜん)は、美保関灯台から望むことはできますが、沖之御前は3.2kmの沖合いにあるため、目視では小さな点でしか確認できません。

しかし隠岐島からの帰り道、隠岐汽船のフェリー「しらしま」は、地之御前と沖之御前の間を航行するので、より近くで見ることができます。

と言ってもこれらは岩礁なので、そこそこ離れています。

なので、写真を撮るなら、望遠レンズは必須です。

この二つの小島は、祭神・事代主が鯛釣りをしていたとされる伝説の名所です。
今も事代主の御魂は、ここで釣りをしながら、船の安全を見守っているのだと云われています。
特に沖之御前は、1200万年前に隆起してできた島で、この地域では一番古い土地とも伝えられます。

地之御前は美保関灯台のすぐ下にあります。

こちらはフェリーから見るよりも、

灯台から見た方が分かりやすいかも。

沖之御前・地之御前共に、鎮まる神は事代主と活玉依媛(いくたまよりひめのみこと)の夫婦神となっています。

毎年5月5日には、この夫婦神を本土の美保神社に迎え入れる「神迎え神事」が執り行われます。

夫婦神といえば、美保神社へ向かう道の途中にも男女岩(夫婦岩)がありますが、これも海から見るのは新鮮です。
写真には捉えられませんでしたが、二匹のイルカも、ジャンプをして歓迎してくれていました。
