
霧島北斗七星・第5の磐座、霧島六社権現のひとつ、宮崎県都城市高崎町東霧島鎮座の「東霧島神社」(つまきりしまじんじゃ)です。
ただ、この記事は、平成21年(2009年)に参拝した時の記事をリライトしたものです。
あれからもう17年か。小学生だった僕もすっかり成人してしまいました。

なんちゃって。
当時「東霧島神社」の看板犬を務めてくれていた「空」くんは、神様のところ(本殿)まで案内してくれるということでしたが、今は本当に神社の神使になっちゃってるんでしょうね。

東霧島神社は僕がやや苦手とする、神様テーマパーク感ある神社で、

竜王神水とか

乳水とか、B級スポットの宝庫です。
でもまあ、キライじゃないかな。

ものの端(はじ)を俗に「つま」と言うようで、東の端の霧島神社ということで「つまきりしま」と呼ぶようになったと伝わります。

境内にある数々の御神木は立派で素晴らしい。

くぐり大楠があります。

根が持ち上がった姿は、インパクトあります。

それでこれが例の磐座、「神石」と呼ばれる神跡です。

イザナミが火の神カグツチを産んで死んだ時、イザナギは深い悲しみで涙を流します。
その涙が凝り固まったものがこの「神石」で「涙石」とも呼ばれています。
イザナギは二度とこんな悲しい出来事が起こらないよう、十握剣(とつかのつるぎ)で「神石」を3つに切り割ったと言い伝えられていました。

その石の断面は現在の化学分析でも不可解なほどすっぱりと切れているそうです。
ハムでもスライスしたかのよう。
確かに神秘的。
しかしこの磐座が意味するところは何でしょうか。
やや無理やり言うなら、人口的(?)に造られた夫婦岩、って感じでしょうか、どうでしょうか。

当社で見事なのは、「振りむかずの坂」にある石の階段。
時の流れを感じさせる素晴らしい階段は、人間用というよりは鬼用のごつい造りです。

悪さをする鬼がいましたが、ある時一人の娘に恋をしたそうです。
再三言い寄る鬼に対し、娘は申し出を断り続けると鬼は今度は田畑を荒らして村人を困らせました。
そこで霧島の神が鬼を呼びつけこう言います。
「この神殿に通じる坂に一晩で千個の石を積み上げたなら願いを叶えよう、できなければ去れ」と。

鬼はあれよあれよと石を積み上げます。
慌てた霧島の神は東の空を明るくし、鶏を鳴かせました。
結局、999個まで石を積み上げたものの、朝までに千個の石を積み上げられなかった鬼は残念そうに立ち去ったということです。

この急勾配の石の階段を振り向かずに登りきると願いが叶うらしい。
叶いまくりま・クリスティ。

登りきったところに、荘厳な社殿があります。。

そこに「400年の大杉に龍神現れる!摩訶不思議」とあったのですが、

今は失われてしまったようですね。

本殿の中は龍づくし。

彫刻や作り物など素晴らしく、

本殿の柱の彫刻は特にすごいです。

幸福を願う龍神太鼓。

裏参道を通ったところにある池。
当時お会いしたユニークな宮司さん、お元気ですかね。

