最後の日も、とても美味しそうに食べていたからね。
カテゴリー: 私的考察
古事記・日本書紀ではもう満足できないあなたへ 〜富王家伝承考察への誘い
約700万年前にアフリカに誕生した人類の祖先は、6万年前アフリカを旅立ち、4・3万年前に日本に到達したと云われています。そこから縄文期・弥生期を経て、今の「日本人」の礎が築かれていくわけですが、その過程で様々な渡来人の移…
今の世界にはもう満足できないあなたへ 〜カタストロフィに偲ふこの世界の果てに
「まあ気にすんなよ、青年。世界なんてさ、どうせもともと狂ってんだから」 2019年の人気アニメ映画『天気の子』終盤のワンシーンで、「K&Aプランニング」なる会社を営む中年男性「須賀圭介」が主人公の「森嶋帆高」に告げるセリ…
伊雑宮事件:斎王 番外
天照大神の遙宮(とおのみや)、「伊雜宮」(いざわのみや)を再訪しました。 「伊雜宮」と書くのが正式ですが、常用漢字体の「雑」で、一般的には表記されます。 また、「いぞうぐう」とも呼ばれるほか、「磯部の宮」・「磯部の大神宮…
このどうしようもない世界に花を添えて
僕がこのたび思うことは、作家は役得だなということ。 なぜならこの作品を誰よりも早く、読むことができるのだから。 ……まあ、そんなわけで、書き終わりました新作。 苦しくも長い日々でした。まだあと解説を兼ねた長めのあとがきを…
buttocks on fire
爽やかな日曜日の朝、営業の準備をしていると、電話が鳴った。 ♪♫♪ 神様:「もしもし、私、神様です。五条桐彦さんのお宅でしょうか?」 わい:「っ!は、はい、五条です。大変ご無沙汰いたしておりますっ!」(床上正座) 神様:…
明日の果てへ
僕の妄言だったならそれでいい。それでも常に死は隣にあると覚悟を決めて、今の日々の瞬間の中に幸せがあることを知って生きていくほうがいい。 幸せの中で生きているのだと、空を見上げて。